日テレ、赤字対策で番組編成に大ナタ | ニュースの林

日テレ、赤字対策で番組編成に大ナタ

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●TBSに続いて来春の改編に着手


 TBSに続いて日本テレビも来春、番組編成に大ナタを振るうという。


 TBSが3日、月~金曜の18~20時台にニュースを編成し、さらに昼帯の大改革に着手することを発表した。この動きに日テレも便乗するといわれ、これで大幅な制作費のカットを実現させたい考えだ。


 ターゲットはみのもんたの「おもいッきりイイ!!テレビ」と月~金曜の19~20時のゴールデン帯である。


 まず、「おもいッきりイイ」。みのを降板させ、後任としてタレントの中山秀征の起用も内定しているという。


「みの降板で年間5億円近くを抑制できます。加えて放送作家やゲストタレント等をリストラして人件費を徹底的に削減する」(制作関係者)


 また、G帯に関しては月~金曜に生情報バラエティーを新たに編成。司会はギャラがかからない局アナが中心で毎回、賑やかし程度にタレントがゲスト出演する可能性が高い。番組内容はまだ決まっていないが、「朝のワイドショーの豪華版になるのではないか」という関係者の指摘もある。


「生放送にこだわるのはVTRがないことで編集費などがかからないためです。これで通常の3分の1ほどの制作費で事足りる。目標は総込みで1番組1000万円。過去素材やENG(カメラクルー)などのコストも徹底的にカットする考えです」(消息通)


 世界的な金融危機の影響とテレビ広告収入の大幅減少で、08年度9月中間期連結決算で日テレは12億円赤字になった。自動車や食品業界のCMスポット収入が大幅に減少したことが原因である。


 そこで、今年度1150億円あった番組制作費を、来期は150億円カットして1000億円にする予定。目標の150億円を達成するために聖域なしの大改革を行うしかないのだという。


 もっとも、フジ、テレ朝、テレ東にとっても他人事ではない。テレビ界に春の嵐が吹くのは間違いない。


日刊ゲンダイ2008年12月4日掲載