※名前は仮名、記事は時系列ではなく、年齢・職業は当時のものです。

 

 

名前:優

 

年齢:23歳

 

出会いのキッカケ:キャバクラ

 

職業:キャバ嬢(キャバクラキャスト)

 

ルックス:蛯原友里似

 

エッチ:normal

 

※excellent、good、normal、bad、terribleの5段階評価です。

 

 

男同士で飲んでいる時の、酒のツマミ(話のネタ)のほぼ90%は女と言っても過言では無いだろう。

 

あるとき、いつものように女話に花を咲かせているときに、友人の一人が「最近のキャバクラコンテストで優勝した子が激カワ」という話を持ち出した。

 

激カワと言われると、黙っていられないのが俺だ。

ただ、キャバクラの指名No.1というのは、必ずしもルックスとは一致しないので、半信半疑だった。

 

すかさずその場でネット検索をすると、その記事を見つけ、写真を探した。

 

すると、そこにはまさに超絶美少女と言える、優の姿があった。

 

俺は「これは、ヤバいな・・・」と呟くと、その直後には「コイツ、絶対落としてやる」と口にしていた。

 

友達たちは、からかって相手にしてくれなかった。

 

そこで、俺は友達たちと賭けをすることにした。

 

ルールはこうだ。

 

「期間は1ヶ月、予算は5万円。相手の合意なしのHは無効」

 

 

俺は、早速翌日の9月1日の夜、優のいるお店へと足を運んだ。

 

友人の一人も、生で一度見てみたいということでついてきた。

 

お店に入って優を指名して30分経っても優は顔を見せない。

 

初めての客であることと、人気キャストであることも関係しているのだろう。

 

興味のない女性と退屈そうに話していると、40分後ぐらいにようやく優がテーブルについた。

 

ピンクのドレスに身を纏った優は、写真通りだった。

 

スタイルも良いが、全体的柔らかい雰囲気が出ていて、蛯原友里の若い頃に似た感じだった。

 

最初に俺の友達が指名したと勘違いをして、お礼を言いながら友達の隣に座ろうとしたので、俺は「指名したの俺なんだけど」と言って、俺の隣に座ってもらった。

初めて会うので仕方がないことだ。

 

ところが、優は5分もしないうちに、声がかかり、テーブルを離れてしまった。

 

いくらNo.1とは言え、初めての指名客に5分とは・・・と驚いた。

 

そこで、もっとショックなことに気がついた。

 

そう、連絡先の交換をしてなかったのだ。

 

友達が、持ち合わせが無いと言うのと、俺もルール上5万円がリミットということもあり、その日は1セットで店を後にした。

 

帰り道、友達が「自分、この賭け、絶対負けるで」と言ってきた。

 

俺は、少し自信が無くなっていた。

 

2日後に、俺は優のお店を再訪した。

 

今回は、10分ほどで優が席についてくれた。

 

そこで、俺はとりあえず連絡先を交換することに成功した。

 

とは言っても、ここまでで既に約3万円を使ってしまっていた。

 

しかも、これまで優と話ができたのは、2回合わせても15分ほどだった。

 

もう1回お店に行ったら、残金では何もできないことはわかっていたので、もうお店には行けない計算だ。

 

俺は思い切って、店外デートに誘った。

 

結果は、虚しく撃沈。

 

打ち手は無くなった。

 

でも、そこで諦めるような俺では無い。

 

毎日薔薇一本プレゼント大作戦を考えた。

 

薔薇一本(400円)を毎日一本プレゼントしたら25日で10,000円である。

 

俺は翌日から、お店のある繁華街の花屋でピンクの薔薇を購入して、優の出勤時にお店の前で渡すことにした。

 

ところが、これが難易度が高かった。

 

優の出勤時間に幅があったのだ。

 

それでも、俺は出勤時間に合わせ、優に薔薇を渡し始めた。

 

優は初日は笑顔で受け取ったが、それは当然ながらそのまま店に客として来てくれるという想定があったからだ。

 

翌日からは、とにかく不思議がられた。

というか、側から見たらストーカーチックな行動だから、当然ではある。

 

恥ずかしいとかは我慢できたが、問題は同伴の日だ。

 

出勤時間が遅れる上に、男性のお客さんと一緒にお店に来る。

 

その中で薔薇を渡すのは、かなり大変だった。

 

更に、そこに追い打ちをかける事態が起こる。

 

10日ほど経った頃、俺はお店のスタッフにお店の前に立つことを禁止された。

 

当然と言えば当然だが、一応公道だったので、それまで何も言われなかったのだが、優が面と向かっては言えないが迷惑だったらしく、スタッフに俺を追い払うように話していたのだ。

 

俺は、半ば諦めかけたが、ここまでの恥さらしみたいなことをした苦労が水の泡になるのが納得できず、今度は退勤時に駅で渡すことにした。

 

2回目にお店に行った時に、優はアフターはしない主義で、最終では必ず帰ると言っていたのを思い出したのだ。

 

この予想は当たり、そこから2週間ほどの間、薔薇を優に渡すことができた。

 

この頃には、優も呆れ果てて、仕方なく電車が来るまでの数分間話に応じてくれるようになっていた。

 

そして、賭けの最終日である9月30日がやって来た。

 

実は、この時には、俺は賭けのことは重要じゃなくなっていて、毎日優と顔を合わせるのが楽しみだったし、期日にこだわって失敗するより、タイミングを図って実を取る方が大事だと思うようになっていた。

 

ところが、この日、最終電車の前に優は現れなかった。

 

俺は肩を落として家路へ向かうためタクシー乗り場へ向かったその時、優がこちらに向かって来るのが見えた。

 

優は、俺が視界に入ると「○○さん、まだいたの?」と小走りに走って来た。

 

最終に間に合わせるように走ったのか、髪が乱れていた。

 

すると、優は突然、変な質問を投げかけて来た「どうして、毎日こんなことするの?」

 

俺は、乱れ髪の優がいつもより色っぽく見えたことも後押しして

 

「優ちゃんを抱きたいから」

 

と口走っていた。

 

どうして、突如としてこんな過激な発言が出て来たのか不明だが、今思えばもう会えないと思っていたところに、優が現れたのが運命だと思ったのもあるかも知れない。

 

すると、優は「じゃあ、今から付き合って」と言って、俺の手を取るとホテル街に歩き出した。

 

フルバージョンは、こちらから。