かつて、『エニグマ』という暗号機があったが、コンピューター用語も『エニグマ』に近いと最近感じている。
以前、とある会議で
「Webの登録ホームがSSL非対応でマズイんじゃないの?」
と発言した事がある。
この発言で登場する『エニグマ』は、「Webの登録ホーム」と「SSL」の2種類
「登録ホーム」に関してはあらゆる所で用いられるので、『エニグマ』からは外れつつあるが、問題は「SSL」
実際、SSLという用語自体は、『セキュリティ用語』として一般的に浸透しつつあるのは事実なのだが・・・
「難しい事を言われても・・・」
「SSL何それ? そんな事を気にする一般の人はいないでしょw」
等の異論が出てチャンチャンで終わった事がある。
言いたい事は一つ、SEの口から出る用語は全て「エニグマ暗号」
どんな簡単な用語、例えば「マウス」という用語ですらエニグマ暗号になる場合もある
開発の過程で登場する専門用語は多く、一般では到底理解出来ない用語も存在する。
この『エニグマ』的な用語を丁寧に説明して、開発を進めるのが王道なのだが・・・
ITの『エニグマ』を知ろうともしない者には絶対通じないと言う事
今までは、「難しい事はしらない」で通じた時代でしたけどね。
残念ながら、今後は通用しないでしょう。
だって、一般的になりつつある、『コンピューター用語』すらしらない者が、
「IT化だ!」
「会社経営はビジネス・インテリジェンスの時代だ!」
てな勢いで方々に目を向けたって・・・
勝ち目無いのは何となく分かるでしょ?