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アンコールワット

関西空港には夜の7時過ぎには到着。
飛行機までは4時間くらいあったので情報収集をしながらの休憩。
直行便はないのでマレーシアを経由することになるんだけれど、マレーシア行きの飛行機は日本人でいっぱい!旅行者多いのだな、と。
マレーシアには日本時間で7時くらいだから6時に到着。とっくに明るくてもいいくらいの時間なのに真っ暗。なんでだったんだろう。
一度空港で手続きはしたんだけれど建物の中なのでまだ海外に来たという実感はないけれど、頭に衣を巻くイスラム女性に異国を感じる。
飛行機を乗り継ぎシェムリアップを目指す。
大きくはないけど飛行機はほぼ満員。
ここにもやっぱり日本人は沢山いた。ふと隣から日本語が飛んでくる。カンボジアの天気を尋ねてきただけだったけれど、一眠りしてる間に気付いたらいなくなっちゃってた。念のために何もとられてないか確認したけど大丈夫だったのでただ席を間違えただけなのかな。(雨季だし雨だと思うよって答えたけど快晴だったね、ごめん!笑)

さあいよいよカンボジア。
暑い!晴れてる!
覚悟してたほどの暑さはなかったし、雨季のカンボジアに雨を心配してたけれど快晴です。
ゲストハウスの送迎を頼んでいたので私たちの名前が書かれたボードを手にする男を発見。
ほぼ一言も話さず車に向かう後ろ姿に無愛想なその振る舞いに早速おぉってなった(笑)
ゲストハウスは日本人を歓迎してるとこだったので、ほとんどが日本人の宿泊客。
トゥクトゥクに乗っていかないか?と聞かれたけれど自転車もありかなとなったので自転車借りれる?って聞くと、いやいや遠いよ、広いし。みたいなことを言うので、3人で二人分の値段しか求めてこないので、まあと思いながら了承する。
ゲストハウスのトゥクトゥクならまあそこまで心配はいらないとガイドにも載っていたので。
荷物をおきにまずは部屋に!
3人で15ドルとは思えないくらい部屋が広くて綺麗。(イメージよりはね!笑 さすがにこれが日本なら金を払うのにはためらうかも。笑)
昨日の7時から何も食べてない腹ペコだったのでゲストハウスで朝食兼昼食を。
牛肉と野菜の炒め物を頂いたんだけれど、独特の味付け。普通に美味しくて食の不安は紛れた。アンコールビールはうーん、薄い(笑)

トゥクトゥクに乗っていざアンコールワット。
てか、なんじゃこりゃあ!
運転荒くてちょっと怖いけど風がきもっちいい!
アンコールワットも意外と遠いので5ドルで一日着いてきてくれるなら安いもんだ!
あ、そうだ。アンコールワットに行く前に気球に乗ったんだ。
気球といってもガスで浮かせてワイヤーで引っ張るものだけど、高い~。
そんなこんなでついにアンコールワットを前に。
アンコールワットは日本の城の様に掘で囲われていて、そこに通じるには正面から伸びる石畳の道を進まなければいけない。
そこでトゥクトゥクを降り、彼とは二時間後の待ち合わせを約束する。
石畳にはさっそく石像が待ち構えている。
蛇神のナーガとあと何かの銅像!(笑)が左右に位置していた。
思っていたより観光客が少ないことに安堵しつつ進む。
あぁ、ついにこの門をくぐるのか!と思ったところで日本語で話しかける男。
どうやら順路的には目の前の門を通らずに壁を伝って横の入り口から入るらしい。
よく分からないけれど彼が正規の職員なら従わない訳にはいかないよなと思いつつ従ってみる。だが男はどうやらこっちに着いてきている様だ。
『日本からきたの?ぼくは少し日本語が話せるんだ』『僕は学生なんだ。読み書きは難しいけどね。で、僕には父と母がいなくてさ…。』
ん?なにかおかしいぞ!笑 あんたは今おれたちになんの話がしたいんだ?笑 やけにフレンドリーな男はそのままガイドをし始めやがった!しかもそれがポルポトが…とか、銃撃戦が…とかやけに胡散臭い話なので、友人がついには『あなたは色々教えてくれるけどそれってただなんだよね?』と尋ねるといやまああれだよ、と少しでいいからとチップが欲しいんだと応えた。やっぱりねー!とさっそく洗礼を受けた気分(笑)
気にしてるのも勿体ないくらい素晴らしい遺跡を前に心が無になる。壁には細微なレリーフが埋めつくされ、左右を見ると合わせ鏡の様に窓の形で切り抜かれた壁から二体の銅像が。
これはアンコールワットの遺跡中にあった仕組みなんだけれど、通路や壁には窓状に壁が切り抜かれていて、それが絵画を魅せる額の様になっていて、そこから見る景色は一枚一枚が素晴らしい絵画の様だった。
そんなこんなでそこを通り抜けるとアンコールワットの本体?までにはまだ道が続いていた。道の左右にも小さな宮殿の様なものは左右対称になっていて、また左側には蓮を浮かべた水たまりの様な湖が。
少し階段を上がってさらに歩を進める。もうそこからはひたすら遺跡に包まれるような感覚に襲われる。なんじゃこりゃー!って感じ。
photo:01


8.900年前に作られたとは思えない部分はたくさん。壁のレリーフはもちろんだし、高く積み上げられた大きな石や上部のレリーフにも驚いたし、細かく設計された細部を見せるための構造にもため息が出るばかり。圧倒されっぱなし。
ショートパンツでは第三回廊には入れないかもとガイドあったので心配していたけれど、何がだよ!といいたくなるくらい職員の目は甘くて彼らは一日そこに座って何をしているんだろうな、と笑いそうになってしまった。
あと、細かい部分で言えば、漢字と絵が日本人か中国人によって書かれたと言う昔の言わば落書き(それはもう芸術なのかも)に何故か心打たれ、あちこちが結構崩落していたりするんだけれど、その姿にもそれはそれで趣を感じずにはいられなかった。
あと不思議だったのはアンコールワットの中にいくつかある大きな石像。小さな石像もいくつかあるんだけれど、大きなもの(ヴィシュヌ神とかね)には必ずきらびやかや衣装が着せられていて線香を立てる容器とともに線香をもった人が線香を渡して来ようとする。そして英語で父や母や家族のことを思い備えると良い、と言ってくる。そしてその後には勿論お賽銭としてお金が要求される。ぬぅーと思いながらも置いて行ったけれど腑に落ちない。しかも振り返ったらしっかり袖にいれてやがるんだぜあいつ!笑 石像の衣装だってお祈りだって全部後の人間たちの後付けだろうし、何だか変な感じだぜーと思ってしまうのは何なのだろう。今になって考えてみれば違いはあれど、日本の初詣で小銭投げたりするのもまあ同じだよな、とは思うのだけれど。
結構な広さなので気づけば結構な時間が経っていたので、惜しみながらも後にする。
出てみて気づいたけれどもアンコールワット側からみた入り口まで続く石道も素晴らしい景色!
激しい階段や道を進んでいたので喉が乾いたので敷地内の一角のテント群にあるお土産やらなんだかんだが出店のように並べられた場所へ。
日本人が多く訪れるのだろう。さっそく日本語でオニイサン!と声をかける女性たち。水を手にしているので値段を聞くと観光地にしては安いので物価の安さもあるのだけれど購入してみる。するとそれを目にしてポストカードや写真をもった小さな子供たちが寄ってくる。事前に聞いてはいたけれど、なんとも言えない心持ちに。うーん。
そんなこんなで堀に掲げられた石道を戻る。さあトゥクトゥクでも探すかと思った矢先に彼は笑顔で迎えにきてくれた(笑)ずっとこっち見てたのかすげえな!笑
で、次に連れてってくれるのはアンコールトム。そこまで遠くはないけれど、これも自転車じゃこれなかったな、と。
こっちも遺跡群になっててあちこちに遺跡が。
トゥクトゥクで進んでいくと猿がいるよと教えてくれた。奈良公園の鹿みたいなものかなーと言っていたけどほんとそこにしかいなかったな。
正直こっちはアンコールワットほどの感動と記憶はないのですよね。笑 疲れていたのもあるけど(笑)
記憶を頼りに点々と。
遺跡の一部には何か高台ようなものも。階段の上に腰掛けたお兄さんがまあ登って見なよというのでものっすごい登りにくい急な階段を登る。これは図書館だったんだよと片言の英語で教えてくれる。ほー。ほんとにそれだけ(笑)チップも要求されずにそれだけかってなってしまった(笑)しかもこれ登るのはまだしも降りれねー!片手にはペットボトルだしね!かなり苦労しました(笑)
あとはねー四面が顔になった石像がたくさんある場所にも。四面の顔はなんとなく表情がそれぞれに違うのだけれど共通性が見つけれず。阿修羅像には三つの顔に意味はあるけどそういう意味ではないのねーと。
アンコールトムも二時間を予定してたけどそんなにかからなかったのでさあ次へ。
最後は榕樹を観にタ・プロームへ。
榕樹っていうのは言葉からなんとなく予想できるかもしれないけれど、木の根がまるで溶けているかのように地を這って建物とかを侵食しているもののことを言うのだと思う。
それはもうすごい生命力で、建物が建築されて800年くらいかけたのだろうか、建物を覆い尽くすかのように力強い根がそこら中にあるのだけれど、これまた凄い!遺跡にも感動させられたけどこれはまた自然の凄さに感動させられてしまった!
アンコールワット、アンコールトム、タ・プロームにて一応のトゥクトゥクでの旅は終了。
ゲストハウスまでトゥクトゥクでしばしの旅。よく見てみると道路沿いにもフルーツなどを売る屋台が目に入る。
観光地に比べるとなかなか売れないだろうけれど、観光地価格で売ってしまえばそれだけで十分な稼ぎになるのだろうなと。
やっぱり風がとても気持ちいい!歩き回って疲れも溜まっていたのでついつい寝てしまいそうになるけれど、街並みを見ながら日本との違いについて随分いろいろと話した気がする。島国の日本では信じられないけれど、道路標識に隣国へのルートも示したりするのだね。
ようやくゲストハウスに。とりあえず酷く汗をかいてしまったので晩御飯の前に軽くシャワーを。シャワールームはタイル張りで覚悟していたほどのきたなさはないかな。カエルとか虫とか湧いていると思ってたよ!笑
まあそれを思えば綺麗なんだけれどどうも水がね。水圧が弱ければ、水は鉄臭い!でもお湯が出るだけでも感謝と思いつつ。
さてさて晩御飯。疲れてしまって外に出るのもおっくうだったのでゲストハウスで晩御飯もすますことに。結構メニューも多くて充分だと思ったよ。味噌汁がでてきたりするのはやっぱり日本人向けなんだろうか、とか。カンボジアに行ったことのあるバイト先の先輩の話ではカンボジアのご飯は随分おいしくないと聞いていたけれど普通に美味しかった!何を食べてもすこし感じる独特の風味はなんだったんだろう!楽しみにしていたアンコールビールはジョッキ一杯で0.75$。日本じゃ6.700円くらいするもんね。物価が低い!ピッチャーで3ドルだったかな?でもかなーり薄くてまずくはないけどなかなか進まなかったね(笑)
そのあとは部屋に戻ってもう一度シャワーを浴びてだらだらして就寝。なにしろ次の日は朝が早い!4時起き!アンコールワットに行きたいと思ったきっかけのひとつはそれ自体もそうだけれど、朝日に照らされたアンコールワットをみたかったから!ゲストハウスのトゥクトゥクにもsunriseコースがあって一人2ドルで連れていってくれた。街灯もほぼない暗闇のなかで、鹿かトナカイのよう獣の姿をじぶんだけが目にしたのだけれどあれは気のせいだったのか。光る双眼が神秘的だった。そして明朝のアンコールワット。5時だというのに人が多い!
朝日に照らされるアンコールワットを拝むスポットは前日も訪れた左手の湖。
辺りはまだまだ真っ暗でよく見えないけれど、ちらほらと人が集まってる。なかなかいい位置が取れたので時間とともに明るくなってくる空とアンコールワット、そしてそれらが映り込む湖面をずっと見ていられた。息を飲むような、とは正にで写真では受け止められないその場だけで包まれる空気があった。今回の旅のハイライト。ほんとにカンボジア行って良かったと思える一瞬でした。
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ただ面白かったのは、最前列に位置する私たちの前に割り込んできて低く三脚を立ててずっとカメラをいじってたチャイニーズの方。ずっとカメラばっかみて直接自分の目で見ようとしないし、さらにはきっとこの観光のために高いデジタル一眼買ったんだろうけれど、設定してしまったタイマーを解除できずにずっとタイマーで撮影してたの!笑 もう面白くってずっとくすくす。途中からはレンズが曇ってるのかシャツで拭きだしたり(笑)思わず横の欧米人女性と笑ってしまってた(笑)
こういうとこに来て思ったのは外国人、すごい割り込んでくる!日本人てこういうの律儀だよな、と。帰ろうかなと思い出したところで今度は一分だけ!一分だけそこで写真撮ってもいいかな!という欧米人のおっちゃんが来て和やかな気分になったので充分に堪能したのでその場を去ることに。
さて、短かったカンボジアの1日もこれで終わり。またおっちゃんのトゥクトゥクに乗ってそのまま空港へ。
最初は無愛想でちょっと嫌な奴って思ってたけどそんなことなかった!色々教えてくれたし(仕事とはいえ)、時間にルーズじゃなく、最後にチップを求めることもなく。
最後には一緒に写真を撮ってもらったよ。
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これでカンボジアとはお別れして、飛行機でマレーシアはクアラルンプールへ。
クアラルンプールはほぼ二日間いたけれどカンボジアみたいなバックパッカー!みたいな感じよりはなんとなくぶらぶらしてました(笑)
また気分になったらこうやってか書くかもしれないけれど、たぶん、書かない(笑)
もちろんマレーシアも含めて楽しかったこの2泊5日。
大学で自分を変えようと思って飛び込んだ環境で出会った二人と一緒にこうやって旅できたのもすごく良かった。
簡単な言葉で人生が変わった、だなんてことを言うつもりはないけれど、貴重な体験になったと思う。春休みは台湾香港韓国のどこかにぶらーと一泊二日くらいで突撃したいところ!

文字にして6000字ほどでした。向こうのホテルで書いた文章もあれば、飲みながら書いたり寝る前に書いたりで文体がばらばらで読みにくかったこととは思います(笑)
最後まで読んでくれた方はありがとうございました!