ある夜の倫理
・マリア・モンテリッソの幼児教育の眼目、幼児に達成感を与える事
達成感と褒めてもらえる経験が、抵抗を克服し達成感を得ようとする態度の種を子供の心にうえつける。
子供時代の達成感の経験が、大きな目標に向かって困難に耐えて成功するという積極的人間の気構えを培う
・「機械的関連」(キーネシス)衛星を打ち上げるという目的、配線をするのは手段、配線には目的が含まれてい ない
「目的内在的関連」(エネルゲイア)踊りを練習する、練習は目的の達成を含んでいる、中間の過程(手段に最終段階(目的)が含まれている
探すは「機械的関連」(キーネシス) 眺めるは「目的内在的関連」(エネルゲイア)
・虚しい情熱が、人間が生き甲斐だと思っているもの
欲望の対象も欲望を満たしてしまえば、その対象は虚しくなる
生き甲斐が達成感の獲得であるにすぎないとすると、達成したとたんに色あせてしまう事がある
・デウス・エクス・マキナ(機械仕掛けから出てくる・機械仕掛けの神)
・自己充足は「もっと欲しい」という量的拡張感への期待をなくすだけの効果がなくてはならない
欲求不満がなくなるとき自己充足が達成されている
「世界は今完成している。瞬間よ、汝はあまり に美しい」これが自己充足の表現
問題はどの程度の寡欲が自己充足をもたらすか
貪欲と寡欲の客観的限度は存在しない、何を捨てなければ自己充足は達成出来ないかという限度もない
街
用事があって街に出た。
帰り際、ふと寂しくなってタバコを吸いながら人を見ていた。
飲み会だろうか、皆楽しそうに話し、歩いていく
年上の方、若者、数人から大人数まで
楽しそうな声
急な冷え込みで空気は冷たく澄んでいて
昔を思い出した。
周りが羨ましくもあり、妬ましくもあり
そのうち微笑ましくなった
昔と全く同じには戻れないだろう
でも、連絡を取ってみようと思った。
煙
私はタバコが好きです。
体に悪いという話を聞いて心配になる事も有りましたが、それでも愛しています。
私にとっては必要な毒なのです。
嫌な部分とすれば歯が黄ばんだり、臭いが人に不快感を与える事でしょうか。
最初のきっかけは逃避とロマンでした、ヤニくら・・・くるくる回る感覚、体に入り込む煙、吸っている姿
どれも新鮮でした。タバコを吸う事が目的ではなく、手段の一部だったのでしょう。
もちろん今ではタバコ自体への愛も持っています。憎しみと恐れを少しだけ上回る程度かもしれませんが。
タバコは私を殺します、鈍感にさせ、麻痺させます。
しかし、私はそれも望んでいる事なのです。感じやすいままで生きていくには世の中はつらすぎます。
また吸っている瞬間、私はその事に意識を移しておく事ができます。
その時間は短くても貴重な物です。
誰かが言ったようにタバコは私にとっての止まり木のようなものです。
タバコ 好きですか?
