１月３１日（木）、この日は西武百貨店沼津店の閉店と同じく、私の竹馬の友が立ち上げた店の閉店日となった。
沼津駅前の中心市街地活性化に少しでも役に立ちたいと、彼は一大決心し、この店をオープンした。
最終日、彼の交友関係の広さを如実に表すかのように、それこそ店いっぱい、大勢の彼を慕う仲間がひっきりなしに入店してくれた。
地方都市の沼津市において、オールディーズの生バンドが毎日３回、演奏されるという奇抜なアイデアで、大勢の市民を魅了したことは間違いなかったと確信している。
しかし、不景気の波は無情にして、店の経営を圧迫し続けた。
最後の最後まで、彼は頑張り続けたと私は思う。
それでなければ、最終日の今日に、あのように大勢の仲間が集まって、最後のイベントを盛り上げなかったと思う。
彼は、今後について、再起をかけてこれからの頑張って行くと言っていた。
友人として、これといったことが出来なかった自分が、只々情けなかった。