12月5日(水) 18:30より沼津市商工会館2階大会議室において、地域活性化勉強会が開催されました。
これは、東駿河湾まちづくり研究会と沼津市商工会により開催されたもので、講演テーマとして「インフラが変える沼津市西(地区)と富士市東(地区)」と題して行われました。
このテーマに則り、3人の方から説明が行われました。
1、新スマートインターの進捗状況等について
担当:沼津市建設部計画課まちづくり総括監 原 広司 氏
2、沼川新放水路の計画等について
担当:静岡県土木事務所 企画検査課長 澤野 和隆 氏
3、東駿河湾環状道路西区間の計画等について
担当:国土交通省沼津河川道路事務所長 大儀 健一 氏
今回の講演会は、内容が充実しているということ以上に、同じ地域で同じ問題を抱えている沼津市と富士市の関係者が集まって、共に勉強する機会を得たということであります。
実際に、参加されたメンバーの中に、沼津市からは原地区を中心とした市西部地域の主だった方を始め、富士市からも東部地区で活躍されている方々や地域住民、さらに両市から、議会関係、当局関係、商工会議所、商工会、青年会議所などで活躍されている方々など、大勢が参加され、両市が抱える共通課題などについて同様の認識を深めることが叶いました。
市境という、地図上には線が引いてあっても、実際には見ることの出来ない境界線のため、よくある話ではありますが、お互いの利権や損得などで、境界線を越えた広域での行政の連携というものがうまくいかないことがあります。
そのような事のために、うまくいく話もダメになってしまったり、事業が遅々と進まないという状況に追い込まれがちであります。
今回の講演会は、そのような事の解決のために、そして両市の今後の発展や交流の拡大の一助となる素晴らしい機会であったと信じて止みません。
この勉強会にお誘いいただいた、東駿河湾まちづくり研究会の工藤 政則 会長に心より感謝申し上げます。