歴史学のくくりになるんでしょうか。歴史上の国家を類型して、軍事や警察などの組織がどのような立ち位置にあったか、それぞれの特徴を経済、政治、制度的な視点から考える本です。中世の封建制度とノブレスオブリージュについて調べていてこの本にたどり着きました。

 

歴史には明るくないので適宜調べながら読んでいったのですが、結構面白い。特に土地贈与の権利をめぐる法整備の変遷が良かった。あんまり知らない分野だけに新鮮な気持ちで読めた。中世イングランドの封建制は時代を経るにつれ複雑化していって、個人的には収拾がついていなかったんじゃないかと思った。これは、まじめな国民性とかにも起因しているんだろうけど、ある意味では突貫工事の法整備の積み重ねに見える。