どーも!
デザイナーの水谷です^^
まずはこちらを御覧ください。
どうですか?
これは調味料の
商品デザインなんですが
これがスーパーで他の調味料
と並んでいたら、
きっとあなたは
手に取ってしまうのでは
ないでしょうか?
それが
調味料と認識しなくても
興味は湧くはずです。
これが
デザインの力。
では何故手が出てしまうのか?
それは、
この商品デザインが
他の物とは明らかに
違うからです。
皆さんのご自宅にもあるような
塩、胡椒、コンソメ、ポン酢等の
デザインからわかる様に
明らかに差があるのです。
ではその差とは何か?
それが今回お話しする
「トーン&マナー」
です
広告業界では
結構使われているフレーズで
通称「トンマナ」って
言ったりします。
しかし、知らない人は
「なんやそれ?」って感じの
フレーズ。
直訳すると
「調子と様式」
という意味です
全体の世界観や雰囲気
の表現をどうするかってときに
使われる言葉ですね^^
でもこういう専門用語って
ある意味便利で、
企画書や会議で効果的に使うことで、
企画がいかにもモットモらしくなったり、
プロっぽくなったりします。
ちょっとイキリたいときは
是非ご使用くださいw
で、この
「トーン&マナー」なんですが
自分(自社)をどう見せたいか、
見てもらいたいか=トンマナであって、
例えるならば
商品コンセプトが
肉や魚であるとすると
このトンマナはまさに調味料
コンセプトへ味付けすることであると
僕は考えています。
素材(コンセプト)の良さを引き出し、
食欲(興味)をそそらせる、
美味しそうに見せるというわけですね^^
皆さんもなかなか
スーパーで買ってきた
お肉をただ焼いて
そのまま貪り食う方はいないですよねw
大体
黄金のタレとか、せめて塩&胡椒くらい
しませんか?
ラーメンで例えるなら
もっとわかりやすいかもしれませんが
あれスープが変わるだけで
かなり違う商品になりますよね?
トンマナの取り扱いは
それと非常に似ています。
トンマナをはっきりさせることは、
会社・商品・広告すべてに
一貫性を持たせることでもあります。
apple社を例に挙げると
デザイン製品が
売れない日本特有の市場においても
先日発売したiPhone6をはじめ
Mac、iPod、といった
apple製品の人気が衰えないのは、
ロゴを見ても、広告を見ても、
製品を見ても、説明書を見ても、
WEBを見ても、どこを切り取っても
appleの共通したトーン&マナー
つまり
Apple味
を感じることができるからです。
Apple社ほどの
徹底したブランド戦略は
なかなか時間がかかりますが、
広告展開のトンマナを揃えることくらいは
どんな企業や個人でもできそうですよね^^
たとえばすぐ使える方法としては
コンセプトカラーを決める
身の回りのものを
ある程度の統一感をもたせたりすると
いいですね。
あと、
企業でしたら
広告やWEBに使うフォント(文字体)は
いつも同じにしておいた方がいいです。
ユニクロやAppleなんかはその辺は
徹底されていますので
是非ご自分の身の回りのテーマを
整理整頓してみると
ブランド効果に
一気に磨きがかかりますよ^^
是非お試しあれ!!!
ということで
今日はこの辺で!
ありがとうございました!
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