ひとの心。

先月、『劇団新感線』の『鋼鉄番長』を観に行ったこと、その舞台の主演、橋本さんが体調不良になり公演が中止になっているということをブログに書きました。


私達が舞台を観に行った直後に、橋本さんが体調不良となったので、
勝手ながら、


『橋本さんも悔しいだろう、泣いているだろう』

と勝手に考えて胸を痛めていたのですが、
11月9日にアップされた橋本さんのブログを読んで、すごく胸をうたれるものがありました。


なんというか、人間の心は単純じゃないなぁって改めて思ってしまって。

悲しいからすぐに泣けるほど単純じゃない。

言葉にならない感情は、人を無にさせる力も持っていて、
涙は、悲しいから、嬉しいから流れるだけじゃなく、もっと深い意味をもつものもあるということを改めて感じました。


そして、あまりに劇的すぎる今回橋本さんに起きた出来事。


『舞台は生物だから、どんなことが起こるかわからない』ということと同時に、
どんなに万全を期しても避けられない試練を与えられるということを知りました。


そしてその試練は、きっと誰にでも起こりうる試練で、
たくましくならんといけんなぁと、奮い立たされました。


ちょっとのことで弱音は吐いてられないですね。


『早太郎伝説』の舞台稽古も、いよいよ本格的に始まっています。

この舞台が、無事に幕を下ろせるよう、万全を期します。
あとは、みんなで心をひとつにするだけです。
よろしくお願いします。




《写真は事務局の花。》



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