数年前はよく本を読んでいた
集中すると1日で一気に一冊読み終わることも
多々あった
東野圭吾さんの本なんてスラスラ読みやすいもんね
なのに
最近、全然読まなくなった。
伊坂幸太郎さんが大好きで
新刊が出ると即買いして即読みしていた。
なのに
即買いだけで止まってる。。
集中力が足りない?
気力が落ちた?
歳のせい?
そんな自分に悲しくも
寂しくも思っていたところ
何故か新聞小説だけは読めると
気づいた。
読売新聞で掲載されていた
角田光代さんの
タラント
久しぶりの長編小説だったらしい
(後から知った)
主人公の女性と
彼女の祖父の話が
並行して進んで行く。
最初はバラバラに進んでいて
一時は長く感じた時もあったけれど
だんだんと繋がっていくことにより
気づけば夢中になって
翌日の新聞がとても、とても楽しみに
戦争、震災、大学時代、ボランティア、甥っ子、うどん屋、義足のアスリート。
一見なんの繋がりも無い。
そして誰もがどこかしら持ってるであろう虚無感
それらが後半に続くにつれて、なるほどと思わせてくれ繋がっていく。
そしてどんな時でも
なんとか生きていかなきゃと思う気持ちになる。
ラストは本当に良かった
心が満腹になりました
胸いっぱいの内容
久しぶりに傑作に出会えたと思う。
結構前に連載は終わってるのに
感想書いておきたくなりました
やっぱり読書っていいよね