新規営業で現場担当者にしかアプローチしない『ヘボ営業』が腐るほどいる業界。
これは何も人材業界に限らず、ビジネスホン/複合機などのOA機器業界なんかも同様なのだけれど・・・・


え?何ですって・・・・
『うちは、ちゃんと社長さんへアポを取っていますよ』って・・・・・
そんもん、従業員100人程度の中小企業ごとき、
社長さえ口説き落とせば何でも買ってくれる営業なんて、
結局BtoCとなんら変らんよ。 BtoBの『び』の時にもならんわ。


前に何処かで書いたかも知れないけれど、
いくら『キーマン』と言っても、
所詮は、イチ現場(職務)を任されているに過ぎない。
主任だか課長だか知らないけれど、
その程度の役職者には、
与えられた予算の範囲内でしか権限がないのよ。
と、すれば折角、自社を選んで頂いたとしても、
他社との価格競争にさらされてしまう。

『他社とは違う提案をしてる』から大丈夫って・・・・・
それって本当に、そう思ってますか?

人材派遣の場合であれば、
同じ作業を行うのであれば、
絶対に人件費以下には絶対料金を下げる事は出来ないハズ。
請求方法が違うくらいで、求人募集費、人件費(教育訓練費含む)、労務管理費(派遣会社の利益考慮)

機械などの商品もそう、販売元の利益率が同じなら、
同じ性能で同じ内容の保守契約などであれば、そう対して金額には差は出ない。

この問題を解決する為のヒントは、
NTTを分割した時の手法に見られるのだけれど、
さて、解る人はいるのかな・・・・・・