シーテック最終日に行ったせいか、
4,5日前からニュースなどで報道されている通り、
スマートフォン関連、スマートコミュニティ&ハウス、自動車連動技術でした。
部品や電子機器メーカーもほぼそれに準じたジャイロセンサーなどが多かった。

私の経歴上この手のイベントの見方が、
1、コンサルタント、企業経営、新規事業担当など、経営や方針を打ち出す為のトレンドを読む事。
2、派遣元、セールスプロモーション、イベント企画、広告代理店としての視点。
3、利用者、消費者としての視点。
こう言う角度から見て来たと言う事だけは、はじめに知って頂かなくてはならない。

全国、最新技術を紹介するイベントは別にシーテックに限った事ではないので・・・・・・
と冷めた言い方をするくらい、目新しいモノが無かった。
確かに、広大な場所を取って、無人の車が自動で車庫入れしたり、
今まで稀に見るスマホ&自動車連動技術などと目玉商品を各社揃えて来てはいるが、
それも従来の報道やプレスリリースされたモノばかりで、
実物を見た事は無いけれど、アタマでは知っている。
そう言うモノしか無かった気がします。

世界的にモノ作り会社が痛んでいる中で、
中々開発費を捻出する事は難しく、
売れ筋のモノに重点を置きたがるのは無理もない事ではあるけれど・・・
『豊かな暮らしと未来の創造』と言うテーマと言うよりは、
”豊かな人なら明日にでも買える未来”と言う感じだった。

まぁ万博のパピリオンでも無いので、
そんな大がかりな事も無論出来ないのだけれど、
20世紀の時に『21世紀はこんなに凄いぞ!』と言っていたワクワク感。が欲しい気がする。

人の声や仕草、視点誘導などで、機器のコントロールが出来ても、
私たちはもう驚かなくなっている。
テレビ、スマホ、自動車・・・・結局今その辺にあるモノの進化系でしかなく、
大阪万博の時のように電話が普及していない時代に無線電話やTV電話などと比較して衝撃の度合いが小さすぎる。
どうせなら、
ポータブルブラックホールとか、
反粒子でゴミを4次元世界から消し去るゴミ箱、
自動車不要の時代到来!瞬間物質移送機でワープ体験
太陽光発電では無く、ご家庭に太陽を!スマート核融合! 
その位ぶっ飛んだ展示会にはまだ先なのだろうか?

それと展示会に行くと毎回言いたくなるのが、
前を通っても声を掛けないコンパニオンや営業マン。
コンパニオンにじゃれつく営業や身内だけ集まって盛り上がってる人達
何のために営業の時間を削ってまで、わざわざ高い金出してそこにいるのか?
そう言うサラリーマン根性丸出しの企業に明日は無いと思った方が良いだろう。
予算担当者もそう言う奴らには次回からコンパニオンを付けずに、
営業だけで、声かけ→足止め→誘導→参加→個人情報収集までノルマを与えれやらせればいい。

それに引き換え、本当優秀だったのが、喫煙所でラークを宣伝しているチームは凄かった。
イベントの基本、声かけ100%であったのは勿論、動作も良かったので、
イベントDを探して話を聞いてみたら、キャンペーンにオンライン参加させる成約率も意識しているそうでした。これはもう家電量販店でヤフーBBやフレッツ光事務局と同レベルかそれ以上ではないかと感じた。

それにしても幕張メッセまで行って、タバコのキャンペーンチームを評価する為では無かったのだけれど・・・いや~でもあのイベント請負会社はエライと思う。