展示会のブースにいる人達の動きを見て、その企業がどういうスタンスで、その事業に取り組んでいるのか良く見えてきますね。

予算の関係上で、賑やかにブースを飾れなかったり、コンパニオンを使えなかったりするとしても、普段より費用と時間を掛けてセールスの最前線に居ると言う自覚が無い方が少なからずいる事に、毎回こういうイベントに参加して思います。

とくに販促エキスポの方は、販売促進するためのグッズや仕組みを売り込みに来ているにも関わらず、ブース内の椅子に座ったままであったり、客が寄らないからと言って立ちんぼだったり、もったいないですね。
こういう時こそ、このブログの初めの方で紹介した『10秒ルール』や『UFO理論』をうまく活用して欲しいと思います。

また逆に、積極的にドンドン声かけしているスタッフには、とても好感が持てました。
今すぐ何か買ってあげる事は出来なくても、商品やサービスが脳内に残留している限り、
機会があればご紹介したりコラボレートしてみようかとも思います。


肝心のイベント内容は・・・・・
販促エキスポでは、グッズ屋さんが多かった印象です。
お菓子やおもちゃなど、今まで大企業が積極的で無かったものが活用できるようになって来ています。
しかし、SP業界からは殆ど出展していなかったのは少し残念です。

電子書籍の方はと言えば、
楽天のブックリーダーに注目が集まっていましたが、
それよりも、大日本印刷と凸版印刷の方がブース面積が倍以上に大きく、
集客もこの2社が最も多かったように感じました。
しかし、まだまだプラットフォーム争いの真っただ中と言う印象で、
ユーザー目線では、どれも甲乙つけがたい感じです。
また、その複数のプラットフォームに対して、紙面編集できるソフト屋さんも出現し混沌としています。