大衆社会心理学は対人関係やコミュニケーションなどといったように、社会の中で起こる人間の心について、その動きを研究する学問です。
人々が円滑に充実した社会生活を送る中で、対人関係が担っている役割はきわめて重要なものになっています。
そういったこともあり、最近では社会心理学に関する研究の成果がテレビや雑誌などといったさまざまなメディアで紹介されるケースも多くなってきています。
対人行動というと恋愛や暴力、攻撃、援助などが挙げられます。
たとえば恋愛というとあくまでも個人対個人のかかわりであるように思われますが、そこにライバルとして第三者が介在する場合もありますし、相談相手になる人物などもいます。
暴力は大衆心理による影響も受けやすいものであり、一対一でケンカをする場合だけではありません。
プロ野球の試合などでは、デッドボールなどをきっかけにして両チームが入り乱れての乱闘になることもあります。
これがいつの間にかボールをぶつけた選手とぶつけられた選手ではなく、まったく関係のないところで違う選手同士が揉めているということもあるのです。
これはエキサイトしてしまった集団心理のあらわれであるともいうことができ、大衆社会心理学が解き明かすべき課題でもあります。
⇒大衆社会心理学
大衆社会心理学の実験や調査から得られた知識は、より良い人間関係やコミュニケーションのためにも役立ちます。
