この記事を上げようとしたら、想太くん体調不良であっきーと交代のお知らせが。
フランキー入れ替え回が凄まじかったのもあるのかしら……。
想太くん、どうか無理せずゆっくり休んでくださいね。


気持ちを切り替えて、書きます。

フランキー入れ替えJB。
中川GREENのお次は、楽しみにしていた花村BLACKです。



中川GREENの感想はこちら。

私、今年のJB発表されたときに

藤岡トミーと花村フランキーめっちゃ観たい(というか聴きたい)のですが!!!

って思ったんです。
それぞれ歌うま歌手だし、この2人の歌声の融合、すごいだろうなって。
この組み合わせが観られるのは、フランキー入れ替え回の一度きり。
こりゃあ観るっきゃないよね!!!


さて、何から書きましょうか。
(マチネのデジャヴ)

まず全体的なことを言うと……
前提として、BLACKのハーモニーは重厚。
やはり中川フランキーを包むとなると、そうならざるを得ない、とでも言いましょうか。

でも、そこに花村フランキーが入っても、フランキー負けてなかったんです。
もちろん、この一度きりのためにハーモニーを合わせ、稽古をした上で臨んでらっしゃるのは分かっているのですが、初日と比べて花村フランキーがめちゃくちゃ良かったのです。

想太くんが推しだから、というのもあるかもしれないけれど、それでもトワングの安定感は初日よりだいぶ増していたと思いました。
やはり、花村フランキーは伸びしろがある。
(だからどうか無事に復活してほしい😭)


春、トミーたち3人を見つめる花村フランキーがとにかくかわいげで純粋な表情してるんです。
16歳かわいい。
目がキラッキラしていたよ。


楽しみにしていた、藤岡トミーと花村フランキー。
藤岡トミーが、対中川フランキーのときよりちょっとマイルドになっている!!
もちろん、あの“チンピラ輩感”は残っているんだけど、フランキーのことを可愛がってやってる感じが強かったです。

ハーモニー的なところも、藤岡×中川だとスコーン!って抜けるようなところが、藤岡×花村だと、じわ〜っと響く感じ。
これ、どちらも良いのです。
だからこそ、楽しいんです!!


トミーがメアリーとフランキーをくっつける場面、マチネの尾上トミーは「タイプA!」でしたが、藤岡トミーは「タイプC!」でした笑。


藤岡トミーと中川フランキーが容赦ないと書きましたが、藤岡トミーと花村フランキーだと、兄が弟を可愛がるような雰囲気が強いんですよね。
藤岡トミー、ボディタッチや体当たりは多いですが笑、見ていて微笑ましくなりました。


東ボブはやはりビジネスライクな印象。
でも、花村フランキーと東ボブだと、“盟友”みたいな印象も強いなぁと思いました。


“Sherry”からの3連単、ぶ厚いコーラスに乗せて花村フランキーのトワングが響き渡るのがとても気持ち良かったです!



春と夏のことをもう少し書きたいところなのですが……
どうしても、秋の思い出が邪魔をする。

そう、花村BLACKの秋が、とってもすごかったです。
そんなにJBたくさん観ていない私でも、花村BLACKの秋は歴史に残るシーンになったのではないかと思いました。


花村フランキー、怖かった。
すごかった。
あんなにも感情の振り幅広くなるんだってくらい、良い芝居を観た、と思いました。

想太くんの強みとして、歌唱力はもちろん、パフォーマンスをしているので表現力もあると思うんです。
でも、今回そこに、演技力とミラクルが化学反応を起こしました。


両チームをマチソワで観るまで知らなかったんですが、秋はチームごとに動線までもが違うんですね!
そこに、別チームのフランキーが入ってくる、今回のスペシャル回。
それだけですごいよ……。


中川GREENだと、フランキーとトミーはそれぞれ距離を取った状態で台詞を放っていたのに、花村BLACKだと、フランキーとトミーは胸ぐら掴んで台詞を飛ばし合っていた。


中川GREENで中川フランキーが激しく見えたのは、対藤岡トミーじゃなかったから。
花村BLACKで花村フランキーが激しかったのは、対藤岡トミーだったから。
……私はそう思ったので、秋の各フランキーの印象を変えたのは、藤岡トミーの影響が大きかったんじゃないかしら……。


いやーーー、すごいもん観ました。
本当はもっと色々書きたいんだけど、上手く言葉にならないや……。
一つ言えるのは、「あの回を観ることができて良かったな」ということ。


ニックが去るときの様子が大山ニックとspiニックで違うことは初日の感想でも書いたのですが、ニックの印象も、フランキーが変わることで異なって見えました。
藤岡トミーだけでなく、大山ニックも兄貴分が増していて、こちらも良い化学反応だったように思います。
温かく包み込む大山ニック。
だからこそ、去っていくときにジャケットを残していくのが一層寂しく見えたんです。



こちらも初日から思っていたことなのですが、“Beggin'”は花村フランキーがめちゃくちゃ合う!
というか、普段からDa-iCEのツアーやテレビでカメラに抜かれることの多い想太くんだからこそ、あのカメラでリアルタイムに映される演出が生きてくるんだなぁと感心してしまいました。
表現力もそうだし、ドスの効いた歌声もピッタリ。


冬に関しては、初日よりも花村フランキーが感情的で、涙腺にくるものがありました。
“Fallen Angel”で、コートを抱えながら大切に歌う花村フランキーを見ていたらグッときてしまうよ……。
劇場を包み込むような、柔らかくて温かい歌声は、まさに天使の歌声でした。


殿堂入りのシーン、藤岡トミーの年老いた感じがちゃんと表現されていて、すごい。
エリザの晩年フランツのよう。
美声を保ちながら歳をとる。
やはり藤岡正明さんはすごいなぁとしみじみ思いました。


4人もそれぞれすごかったのだけど、他のboys&girlsも、入れ替え回はテンション高めだったように思います。
皆さんの作品にかける情熱をダイレクトに感じた、特別な2公演でした!



改めて、花村BLACKも印象をまとめておきます。

・花村フランキー×藤岡トミーだと、藤岡トミーがマイルドな兄貴分に
・東ボブはビジネスライクながら花村フランキーに対しての情には厚い
・大山ニックも花村フランキーに対しての兄貴成分強め
・中川フランキーがアドリブぶっ込み側だとしたら、花村フランキーはアドリブぶっ込まれる側
・秋の凄さはまさに殿堂入り

以下2つはフランキー問わず
・BLACKのほうが本編の手拍子少なめ
・GREENで笑いが起こっていた場面、BLACKだと反応控えめ



マチネの入れ替え回を経ていたこともあり、カテコもみんな「出し切った!!!」みたいな表情をされていましたね。

想太くんが
「稽古の意味ありました?!
ぜんっぜん予定にないことしてきますやん!!」
と、横にいるBLACKの面々(主に藤岡さんをw)指差してたのかわいかったです笑。



中川GREENのほうにも書きましたが、これまでフランキー固定だったのが、Wになった。
そのおかげで、やれることが、可能性が増えた。
あっきーのフランキーも、想太くんのフランキーも、どちらも好きです。


この先、地方公演も待っていますね。
入れ替え回のアドレナリン放出っぷり(?)がすごかったのですが、この先の公演、どうか無事に続けていってほしいです。
でももちろん、健康第一で。

私が次に観られるのは地元の公演。
東京千穐楽に向けて花村フランキーの回復を祈りつつ、地方公演でのさらなる成長にも期待しています!