帰りました、わっしーです。
さあさあどうしましょうかね、昨日の面接のことをアップしようとしたんですが。
なにより今パソコンいじってるのが姉のなんでこれがまたやりにくいんだっつー(小さいんで
明日更新すりゃええねんと思うにもだらだらやってたら時間かかりそうかなとか。
やらなくてもいいんだよ?
やらせろ(ツンデレ
じゃあ、小さくまとめて……。
とりあえず集合が8時半でしてね。
庁舎の中に入り、看板どおりに行って、係員さんという名に職員さんに案内されて、入った部屋には、男しかいねえ!!!
マジかい。
数えてみると、9人中女わしだけかい。
いや、待て、これから来るんだろ、うん。
黒板には、5人一組(漢数字と数字かよ)でるって書いてあって、でもここにいるのは約10人……どうやるんだ?
しかも9時半組と10時半組ってのもいるらしく……。
まさか、10時半組とかじゃないよな、自分、あとからくるんだよな、きっと。
それから1人女の人が。
結局部屋にはわし含め2人しか女がいなかった。
時間になったので説明を聞く。
どうやら集まったわしらは8時半組らしく、3組に別れて集団面接をするらしい。
番号の若い順に組み分けがされ、組み分けの中にはあの女の人が……。
まずい、これは絶対比較される。
あんまり言っちゃいけないのかもしれないけど、容姿で言うなら決して美人ではない。
自分も美人ではないから、イーブンってとこだ。
これがもし美人だったら……わしはもう絶望するしかない、敗北者だ、るーざーだるーざー……。
人は見た目が9割なんだよ!!!
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2人ほど欠席だったので、わしらの組は男2人に女2人。最初の組は男5人で最後の組は男4人と、まあ暑苦しそうな組み分けに(失敬な
でもわしらの組も、花があるわけではありませんし……(もう1人の人に失礼だよっ!!
時間がくるまでリラックスしていてくださいと言われても……。
いや、もうここにすでに3人職員がいるんだ。これはきっとリラックスタイムも面接のいっかんなんだろと思い、ぐーたらしないで人間観察につとめよう。
最初の組の男どもは、いやあ体格がよさそうな奴らばかり……。
最後の組の男どもは……あーあー、猫背だ猫背、チミチミ、せめて背もたれに寄りかかりなさい、寄りかからなくていいのはきっと面接んときだけよ。しかしこっちは弱そうな男ばっかだな。
わしらの組の人は……。
あの女の人、さっきから背もたれに寄りかからないよ……疲れそうだなあ。
右となりの男は、にきびべったりの、いたって普通か。
左となりの男は……うわ、君、歳いくつ?若いよね、白髪、まじってるよ?苦労してるの?
今から採用だから、新卒という新卒はいないから、みんなある程度老けていましたが……。
さっきから失礼なこと思いまくりだオマエ。
部屋には音楽がかかってるんですが、店のクリーンタイムの時間にかかる音楽だったり、小学校だか中学校んときの掃除の時間にかかってる音楽だったり、うは、掃除音楽やん、と勝手に一人でうけそうになった。ここで笑ったらいかんいかん。寝よう。目をつぶる(余裕
時間になったので部屋の前へ連行される。
実は最初か最後いかんによって、ドアの開け閉めとかあるからいやだなっと思ってたんですが、運よく3番目ですたい。
1番目は女の人。2番目はにきびの男。3番目はわし。4番目が若白髪の人(もっといいようはないものか
くっくっく、8時半という早めからのスタートで、順番は3番目、そして女の人も決して美人ではない!!!(だから失礼だよ
わしの土壇場でのこの運の良さは自覚しているのだ。
さあ、やってやろうじゃねえか!
面接官は3名。
さっきの職員さんとはうってかわって重役さんという雰囲気ばっちし。
ちょっとひるむ、大丈夫か?
真正面と両隣の机に小さな黒い物体がある、なんだろう?まさか、カメラじゃないよな……。
まずは黒板に書いてあったように、受験番号、氏名、自己PRを1分以内。
女の人はいきなり立ち上がり……って立つの?いや、いいけど、さ……。
最初の人が立つとみんな立たなきゃいかんような。
自己PRが丸暗記してきましたと言わんばかりの……ううむ、こういうのはわしは好きくない。
にきびさんは短いと自ら言うPR、正直だがそれもどうなのか。
わしは……聞かないで(逃
そして最後の白髪さん……じゃ悪いから、宮川大輔風だから、宮川さんでいいか(ひでぇ
宮川さん、いきなり「立たなきゃダメですか?」と聞いてきた。面接官は「何か都合がありますか」と聞いてきたので、とくに理由はないらしく、仕方なさそうに立つはめに。ほら、やっぱり立つ必要ないんだよ。
が。
ここからが宮川劇場の始まりであった。
明らかにオーバーしたと思われる自己PR。
でかい声にはきはきした口調、自己PRを3つにわけて説明し、やたら横文字を使い、自分のすごさを大々的にアピールしはじめた。
宮川以外3人「やばい」
と思ったに違いない。
それほどまでに、自分を売るならこいつには勝てないと判断したと思う。
とくににきびさんは男同士だからプレッシャーは半端なかったかもしれない。
女の人はスーパーの食品売り場の発注らしき仕事をしている。
にきびさんは不明。
宮川さんは携帯音楽サイトの企画っぽい仕事。
しかも宮川さんは県外からの応募である、どんだけやる気満々なんだ、こっから県外はかなり遠いぞ。
最初はどうでもいいよなことを聞かれ、20分後ぐらいから本番のようなことを聞かれ。
30分後ぐらいからは言いたい奴から挙手しろと言われ。
挙手の質問はね、最後まで挙手しなかった人が次の質問になると、絶対最初に挙手するんですよ。
さっきの借りを返すかのように(笑
わしは、2番目か3番目をキープしておりました、きわどいところを行きますよ、はは。
やりながらなんとなく気になっていたんですが、これ、集団にする意味はあるのかなーって。
ええ、面接中にのんきだなと言わんばかりですが、そのぐらいわしは冷静でいられたんです。
これも○年のバイト生活のおかげか、はたまた○×年生きた功績か。
確か、集団面接ってのは個人よりは集団の場みたいなのを重きに置く、というようなことを聞いたことがあるような。
今やってる限り、集団の意味はない、ただ集団で同じ質問をして、効率よく人を減らすためにやっているだけのような。
もしかしたらそうなのかもしれませんよ、ここは企業ではないし、大都市というわけでもないから。
わしは面接に関してバカみたいに素人さんなんでねえ。
なので、集団面接の本みたいなのに書いてあった「発言者の顔を見る」ってのをしてたんです。
確か、自分の答えにいっぱいいっぱいでほかの人の話を聞かないのはまずいとか書いてあったし。
まあ、聞かなくても大丈夫そうな面接だったんでどうなんだか……。
こうやって見てると、明らかに発言者の顔を見てるのはわしと宮川さんだけ。
ほかの2人はいっぱいいっぱいなのか知らないだけなのか、女の人は時折うなずいてはいましたが。
そして人は見た目が9割で大切な「笑顔」!!
わしは笑顔が下手だ(どーん
本屋って笑顔あんまいらんし……。
でも、自分は顔が悪いから、普段も口をへの字にしている近寄りがたい野郎だから、せめて笑顔ぐらい忘れないようにと……。
口角をあげる!!だが、それだけでは作り笑顔だ!!人の表情に敏感なわしでもそれはわかる。目が笑ってないとダメなのだー。
目じりを下げる!!これでいくぞ、さあ、面接官さん、この4人で一番笑っているのはきっとわしに違いない!自信はある!これが、○年間客商売やってきた笑顔じゃ!!(普段しないってさっき……
ここでは何を聞かれたのかは言わないつもりでいます、たぶんそこらと変わらないと思うから。
聞きたい人は質問してください、いないと思うけど。
1時間の面接は終わった。
もう20分ぐらいから早く終わらねえかな……と余裕ぶっこいていましたが。
もうこの面接の主は宮川さんとしか言いようがありませんでした。
何を言ってもつまることなく、自分の考え意見をでかい声でジェスチャーもまじえ、話していくやり手の営業マンみたいな、みたいな……。
3人が小粒に見えますよ、はは。
わしはもうわからない質問はどもってましたけどね、なんつーんですか、言いたいことがわかってるけどまとまらない、それはいつも、うん、支離滅裂って言うんですかね。
帰り際、あの黒い物体の近くを通りかかったら、「マイク」って書いてありました。
必要の意味がわからんな……わしらの声を拾うだめ?それとも録音用……じゃないよな、まさか。
そもそもこの組の中から何人、と選ぶのか、それとも全体でダメな奴を蹴落としていくのかわからないな。
組で何人という決まりがあるのであれば、わしは結構いい線行ったと思うけどな、1番目は宮川さんで。
終わって夜、姉にその宮川さんの話をしたら、なぜ彼のようなやり手さんみたいな人が公務員を希望するのかわからない、そんな奴は企業に行けばいいのに、と言ってました。
姉は県がやってる美術館の嘱託職員なので、半分公務員です。
だから毎日公務員さんと接してるわけですが、出張も公の機関に出向くので公務員の実態は結構知っているんですけど。
公務員ってのは、ちゃんと仕事をする人と、全然ダメな奴の2種類しかいないよ、とのこと。
会社ももちろんそうなのでしょうが、それにしても公務員ってのはのほほんとした人が多いそうです。住んでる県のせいかもしれませんが……。
そうなると宮川さんの運命はどうなのでしょう、彼はとても仕事ができそうに見えましたが、自分が、自分が、という風な感は否めなかったです。フレッシュ感はありますがけど。
人の心配するより自分の心配しなさいと言われそうですが。
自分はあまりこの件について現実味もなければ危機感もないという状態なので……ある意味やばいのかもしれません(だから人間観察なんてできるんだろ
ちなみに。
それから派生した姉の話で、A組、B組、P組という話になりました。
A組というのは「ええ組」であって、仕事ができるとか人間も良心的であるという意味で、姉もそこに含まれてるらしい。
B組ってのは「ブス組」らしい。人間的にまずい課長さんが言ったらしい(注 公務員
そしてP組とは……「ぽっかん組」。ぽっかーんとしている組、らしい……。
ぽっかんの主は若い学芸員でまったくと言っていいほど仕事ができない人……らしい。
南にあった美術館から「いらない」状態で送られてきたらしい。
話を聞いてるとかなり重症に聞こえる、よくこんな人を学芸員にしましたね?
仕事ができない人はどこへ行っても嫌われるようだなあ。
わしは仕事ができるのだろうか?全然そこはわからないけど、決して全然仕事ができないわけではないと自負しよう。
ちゃんと本並べてるよ!!うんうんうなりながら。