明日は休みだヤッホー。
と言いたいところですが、そろそろ真面目に面接の対策を……。
バイト場で、なんか役所系の対策本とか見てこよーかなー、なーんて思ってたのに。
棚卸のため、バリバリ働いたら忘れてしもうた!
おう!こんなときにバリバリ働いてどーするんだよっ!!(いや、仕事しなさいよ
くそ暑い中汗水たらして値段見る本屋の店員の身にもなってみやがれ。
もう誰に言ってるのかわからなくなってきたぞ!本題だ本題。
えー、読み終わった本シリーズ。
- 夜と霧 新版/みすず書房
- ¥1,575
- Amazon.co.jp
7月の100分de名著がリバイバルシリーズ(?)なのが非常に残念で仕方なく。
8月は上記の本だという情報を仕入れたのでこれを先に読んでやる!!!と図書館でいそいそと借りました。
本当にこの本を放送するんだろうな……全然ちがかったりして。
中身は……うん、ホラ、アウシュヴィッツやらホカの強制収容所の話。
著者が有名な心理学者でお医者さんだったのに、ユダヤ人ってな理由だけで連行されてしもうたという。
そこで起きたこと、とか、こんなときの人間の心理状態、とか、いろいろ。
しかしまあ、読んで18Pでどきどきしちゃいましたよ。
微妙に吐きそうになった。
中身が中身だから仕方ないのか。
うん、でも、読んでると慣れるんですよ、ええ。
あー、また人死ぬのかー、とか、あー、また殴られるのかー、とか。
嫌な慣れっぷり……。
人間簡単にくたばらないってことがわかるし。
人間何でもやりゃできるってのもわかるし(耳が痛い
でも人間運命の分かれ道でこんなに簡単に死ぬのかとわかったり。
著者のいる収容所が解放される数時間前、違った運命選んでいたなら死んでたとかいう……あああ、もういやいや。
個人的には、親衛隊の人がみんな悪いとかそういうのじゃなくて、いい人もいたから収容所の人たちも恩義を感じた、ってのがわかりました。
いい人はどこにもいるんです。ナチスみんな悪い人じゃなかったんですねえ、当たり前かもしれませんが。
逆に、収容所から出た人が被害者感情になっちゃって、あの中東の戦争とかやってるってのが著者も悲しいことだと。
どん底にいた人間が、そこから解放されたときに、どん底の気持ちがわかっても行動にうつさず強者の立場をとるってのは、どこの時代も国も同じですな。
若輩者があれこれ言うのも何なので、読んでください。
某新聞の21世紀に残したい本3位だそうです。
1位と2位が気になります(笑
ちなみに。
「最初の淘汰」で自分は石鹸を持たされてシャワー室に行くだろうという自信がありました。
嫌な自信です。
詳しくは、読みましょう。