やあ、良い子のみんな!ちゃんと選挙には行ったかな!
B「良い子っていう年齢は選挙にいけねえだろよ」
わ「わしはきちんと行ったもんねー、これからすぐバイトだしぃー」
B「はいはい」
わ「昨日は金が今月ないと叫んでいながら、本3000円も買いました」
B「バカじゃねえのか、無駄遣いすんなよ」
わ「欲しい本は即購入という昔からの言葉です」
B「先人に失礼だからウソつくな。何買ったんだよ」
わ「マンガ1冊と攻略本2冊」
B「オマエ攻略本って……どっちもソフト持ってないじゃん!」
わ「そのうち買う」
B「幻水Ⅴなんて借りる予定あるじゃんか!買うなや。しかもなんだ、FFⅦDCの攻略本って!」
わ「ヴィンちゃんのです」
B「60万本売れたくせに、クソゲーと誉れ高い」
わ「そうそう」
B「ガンアクションのくせに、殴ったほうが早い」
わ「そうそう」
B「迷言『ヴィンセンとー!』で有名の」
わ「そうそう」
B「ゲーム屋では大幅な値下げで陳列されている」
わ「そうそう」
B「そんなんなんで買うの?オマエやらんって言ってたじゃん」
わ「気が変わった。ま、やらなくてもいいし。安くなったら買おうかな」
B「いくら」
わ「そうだなぁ、100円ぐらい……」
B「『燃えろプロ野球』かよ!そこまで下がるのに何年かかるんだよ!」
わ「今のPSソフトの状況ぐらいだから、10年後ぐらいかな」
B「オバサンがその歳でまだゲームか、オイ」
わ「このまま行くとたぶんそうなります。誰かが貸してくれてもいいよ」
B「どうしてやりたくなったんだよ」
わ「いやー、そろそろFFⅦCCが発売になるでしょ。それやりたくてさ、だって○条博士でるんよ」
B「伏字の意味ないから」
わ「メガネ白衣だぜ」
B「だからなんだよ」
わ「しかもおっさんやで」
B「それはオマエが変態好きだからだろ」
わ「ああ、わしは変態が好きさ。それに黒髪の日本人だぞ」
B「日本人FFに出てくるかよ」
わ「早雲の子孫だろ」
B「北条違いだよ!」
わ「CCに出てくるんだよ。あのFFⅦのスラムの看板にあった『LOVELESS』を見たとかという台詞が……意外にかわいい趣味だなーと」
B「Vジャンプに書いてあるな、そう」
わ「そう思ったらFFⅦDCやりたくなった……」
B「博士が見たいだけだろ」
わ「それ以外は興味がありません。24歳天才女性科学者ぁ?なんだこの露出はぁ!FFⅩ-2かコラァ!」
B「コスプレRPGでFF史上最大の駄作と言われてる……」
わ「野村さんの絵好きなんだけど、女性の露出が激しいんだよねー。男性はみんな荒くれっぽいし……FFⅦあたりの絵が好きなんだよなー。ほら、ルーファウスだってかっこいいじゃんかー」
B「はいはい」
わ「フィギュアないのはおかしい」
B「話をずらすな」
わ「えーとね、今27時間テレビかかってて集中できない」
B「がんばってやれ」
わ「んーとね、で、買ってきた攻略本なんだけど、帯がぐちゃぐちゃで、表紙が少し微妙……」
B「返せばいいじゃん」
わ「返すのに車で30分かかるからやだ」
B「どーすんだよ」
わ「考えてみたんだ。自分とこで注文する」
B「それが一番いいじゃんか」
わ「帯がついてないかもしんないしー」
B「とうとう帯マニアになったか」
わ「で、注文して、帯がなかったら返品。ついてたら買う」
B「そういうのを職権乱用って言うんだぞ」
わ「なーに大丈夫、ゲームのこと知ってるのはあの店でわししかいない。あんな攻略本が売れないことを知っているのもわしだけ」
B「ブログのネタにはなるわな」
わ「さあどうなるかな!?ドキドキ注文!!!」
B「ドキドキって……」