お母さん、その花は「オオイヌノフグリ」。 -14ページ目

お母さん、その花は「オオイヌノフグリ」。

穏やかな春の日、咲き誇るタンポポの側で可愛らしく青い小花達、母はこの花が大好きと、当時小学生の息子に呟くと、彼は気の毒そうに花の名前を教えてくれました。日々の暮らしの中の思いがけない「落ち」のある生活のよもやま話。

義母は入院で、新年を過ごす。

実家の母は、認知症が疑われる頃から今まで10年以上。

4、5年前から認知症に特化したデイサービスに通っているが、年末年始はお休みで入浴が出来ない。


足腰も弱くなり実家の風呂は古くて危険。なので毎年2日は、私が実家近くのスーパー銭湯♨️に連れて行く。


風呂に行こうと言っても当然行きたがらないが、魔法の言葉がある。


ご飯食べに行こう❗️。


すると、


あー、行こうか。と、布団から起き上がってくる。


車に乗るまでに何度も何処へ行くのか聞き返すのだが、それまではご飯。


車に乗せてしばらくして、母が聞き返した時、改めてネタばらし。

その頃はもう、銭湯に到着。


毎年、一緒に風呂に入るが、私が洗ってる間に移動しようとして目が離せなかった。


しかし、今年は足腰がいっそう弱くなり、洗い場では座ったまま動かない。


デイサービスで入浴介助に慣れてしまったのかな?、タオル持たせてもボーッとしがち。


母の身体を洗い、頭洗うよーと。声を掛けるとイヤだと首を振る。


問答無用、頭にシャワーを掛けて、シャンプーたっぷりとマッサージするように洗い出すと、目を閉じて気持ち良さそうに大人しくなった。


2シャンしてやったわ。ニヤリ


昨年は自分でほぼ洗えたのにね。


湯船に入るのも、ずいぶん気を付けないといけなくなった。



服を着せて、髪を乾かしさっぱり。


母と2人暮らしの兄に、ありがとうと、言われる。


そんな、感謝の言葉ってー。

複雑な気分。


でも、コンプリート。