昨日はレンタルしたDVD『水曜日が消えた』を見ました。
前知識は全くなく、タイトルとパッケージの雰囲気だけで勝手にサスペンスだと思っていました。
でも、実はヒューマンドラマでした。
この映画の主人公は解離性同一性障害(多重人格障害)を持つ青年です。
解離性同一性障害がテーマの話って怖くて悲劇的な内容が多いイメージなのですが、この映画は見終えた後、とても爽やかで優しい気分になれました。
月曜日の出した結論に感動して思わずもう一度見返してしまったほどでした。
この映画はエンドクレジットも含めて1つの作品になっているので、ぜひ最後まで見て欲しいです。
『犯罪者』シリーズ第二弾の『幻夏』も読みました。
重かったです。
小学校6年生の少年の身に降りかかった悲劇が辛すぎて、苦しくなりました。
小6にこんなことができるのだろうか?
子どもだからこんな行動を起こせたのか?
ズーンときました。
『白夜行』の幼少期を読んでいる時と同じような気分になりましたね。
少年時代の描写がキラキラしていて逆に読んでいて切なくなりました。
第三弾も続けて読もうと思います。
さて、ここからは兄弟が読んだ本をのせていきます。
長男が最近読んだ本はこちら
・モンテ・クリスト伯 中・下巻
・チョコレート・アンダーグラウンド
・ラストで君は「まさか!」と言う
・博士の愛した数式
・ザ・ゾンビーズ・シリーズ1巻
・陽気なギャングシリーズ2巻
・クリスマス・イヴ
『チョコレート・アンダーグラウンド』は、とても面白かったそうです。
『博士の愛した数式』の小川洋子さんの文章はとても読みやすかったそうです。小川洋子さんの他の本も読みたいと言っていました。
『クリスマス・イヴ』は私の本棚から長男が見つけて読んでいました。内容はミステリーではなくスリラーです。私は岡嶋二人作品が好きなので結構読みましたが、『チョコレート・ゲーム』と『クリスマス・イブ』は特に好きです。ただ、スリラーなので残酷描写があるし、そこそこ怖いです。殺人鬼に追い回される人たちの話なので、中学生にはオススメできないかな。長男は読んでいましたが。
ただ、『スクリーム』とか『シャイニング』などがスリリングで好きだという人は面白いと思います。文章がとても読みやすい作家さんで、緊迫感のある描写が巧みだし、追い詰められながらもギリギリの所でピンチを切り抜けていく展開はものすごく私の好みでした。
友達以上恋人未満の主人公カップルの恋愛の行方を楽しむこともできるし、読み終えた後に満足度の高い1冊だと思います。
そして次男が読んだ本はこちら
・内科・オバケ科 ホオズキ医院シリーズ7巻
・黒ねこサンゴロウ 旅のつづきシリーズ5巻
・岬のマヨイガ
・ルドルフとイッパイアッテナシリーズ5巻
・ヒックとドラゴンシリーズ 12-上・下巻
『内科・オバケ科 ホオズキ医院』、『ヒックとドラゴン』、『黒ねこサンゴロウ』のシリーズを読み終えました。
久々に『ルドルフとイッパイアッテナ』シリーズを読んで嬉しかったそうです。
『岬のマヨイガ』は最初のうちは「内容が不思議でよく分からない」と言っていましたが、途中から「面白くなってきた」と言って一生懸命読んでいました。
今日はこんな感じです。