きれいごとを馬鹿にしている人はきれいごとのない世界が理想なのかもしれませんが、人はその世界を地獄というのです。善と正義のない世界とは地獄なのです。誰もが誰も助けず襲いあう誰からも助けてもらえない世界です。地獄に自分の子供たちに住んでほしいと思いますか?それが嫌なら世界をよりよく変えないといけないのです。それも強制と暴力なしにです。自発性による協力関係の確定化が必要。
そこでお互いを助け合うという関係論の無限化=すべての人の苦しみの解決をすべての人が目標とすればお互いのすべての人がお互いを保証しあう関係を確定化するので皆がお互いを安心することになります。これを自立制御、自己完結型の論理といいます。
すべての人がすべての人の苦しみの解決を目標としますので、必然的に争いはやむので、戦争も起きなくなるのです。世界論理です。
もうすぐ戦争が始まるかもしれません。相互保障関係の破たんが国家間になると相互不信から戦争になるのです。協力関係の破たんはひ強制力=暴力を必要とするのです。そして暴力技術の進化は暴力連鎖を拡大し世界戦争を起こし人類滅亡さえ起こしかねないのです。
これは人間が持つ社会性の能力序列関係と、それに反抗する暴力型関係での対立と、暴力主義者の社会的関係への飛躍欲求としての暴力欲求が拡大するためにおこることなのです。これが世界で起こっている戦争過程の構造なのです。
ここにかいてあるのは心理学的見地による戦争過程の分析であり人類共通不変の心理構造によるものです。なぜ戦争が起こるのか、暴力的対立の構造論がわかるようになれば戦争がなぜ起こるのかそして起こさないメカニズムはどのようなものかも解るのです。心理学を学んだ方ならこの文章は簡単に解ります。