ニコニコ動画などのネット型ロングテール式突発型イベントの集中化はビジネス化可能か?。
会場に行ってつくづく思ったこと。素人のオタ芸を同好会的連帯感で味付けする飾りで何か面白いようだという雰囲気感だけでいつまで引っ張れるかと言うCGM手法がなんとなくだらだらと下火になりながらも続いているよなーというだらだら感がまったりしてていいね、という「新 連帯感」という感じ。
連帯感をネットで再構築したことで、古いという図式はネット化=新しい=脱却しているかもなーみたいな漠然感で連帯感を生んでいることで何とかなっているなーという漠然感を武器にしている。それっていつまで続くんだろーねーともう10年やっている。
つまりニコニコ的同好会的雰囲気論と言うのは東京などの先端型エンタテイメントの流行先端からの普及と言う一方向型エンタテイメント普及型に対し、俺らは好きにやっているからいいんだ、という個人的アンチテージャーが五月雨式に集まって一過性のブームを作るという形をネット型ロングテールで全国規模化することで成り立っていること。だから一般社会とは完全に隔絶した個人的関心のつながりにすぎないし、したがって社会性を持つという事には全く関心がない。そういう人がロングテール的に群れることがエンタテイメントとして市場化できるかと言えば実はそれはできないのだけど、そこにビジネスモデルをうまくあてはめていけるかなーと暗中模索しているわけですね。会員数自体は5000万人でも有料会員は200万人で黒字になかなかならない。問題ですね。