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ミラージュの中西画伯版であります。
高荷画伯版とはまた違った平時の穏やかさの感じられる作品でありますね。
眼下に見えるのは、世界遺産のモン・サン・ミッシェルであります。
モン・サン・ミッシェルが世界遺産に登録されたのは1979年でありますが、この画が描かれたのは、それ以前でしょうね。
1970年代前半は、今ほど海外旅行も一般的ではなく『兼高かおる世界の旅』や『すばらしい世界旅行』を茶の間で家族揃って見てた頃であります。
中西画伯の『ミリタリーものばかり作ってちゃあ殺伐としちまう、世の中にはもっと見るべき素晴らしいものがあるのだよ』ってメッセージだったのかもしれません。