
サンケイ新聞出版局による第二次大戦ブックス15巻であります。
原題の上に重なる4号戦車の主砲&車長のカバーデザインには、
しびれましたねぇ…
大戦末期のタンククルーとはまた違ったエリ-ト感を感じさせる大戦初期の
ユニフォームに身を包んだコマンダーはとっても素敵であります。
邦題はやや小さめにレイアウトされて原著への心使いも憎いばかりでありますな。
このシリーズは当時中高生でも入手できる戦史資料としては
ポピュラーなものでありました。
シリーズ後期は日本オリジナルのタイトルがメインになりましたが、
初期の翻訳物は読んでるとちょっと大人になった気がしたものでありました…(懐)
記事のタイトル『平和を欲するならば、戦争を理解せよ!』は、
第二次大戦ブックスの原本の総監修にあたったリデル・ハート卿の警句であります。
日本の政治家には、この意味がわからない方があまりにも多すぎますなぁ…(-_-)