毎度の事ながら、塗装は筆塗りで適当にやってます。

適当に薄めた基本色をささーっと全体に塗ります。
そしてパネルラインやリベットラインを基本色と同系の暗色で描きこんで
後は区画した部分に基本色を適当に混色しながら乗せていく訳であります。
ラッカー系の塗料は、色を塗り重ねるとはじめに塗った色と後から乗せる色がビミョ~にブレンドされて、予め混色した色をベタ塗りするのでは得られない味わいを出す事ができるんですな。

筆塗りが苦手という方は多いと思います。
理由は、ムラができる、筆目が残る、塗膜が厚くなる等々…あるでしょう。
(その実例が上の画像)
しかし、その部分をエラーと取るか、テイストと取るかで筆塗りに対する認識はずいぶん違ってくると思います。
現在では、エアブラシがプラモデルの色を塗るツールとして当たり前になってますが
初めてプラモデルに色を塗った時に使用したのは筆だったという方は多いでしょう。
また、小学校の図工で使う水彩の筆や書道で使う毛筆の筆等、筆というのは実は最も身近な彩色ツールだったはずなのです。
私は1/72クラスの単発機ならば、1枚目に写っている筆1本で全て塗っちゃいます。
時には昔を思い出して筆でペタペタ塗ってみるのも一興かと思いますよ。










風見…『おお~っ、今回はテキストが多いっスねぇ~』
店長…『うむ、筆塗りの面白さを少しでも知ってもらおうと思ってのぅ』
風見…『でもホントはエアブラシは一回一回洗浄するのがめんどくさいから
使わないだけなんでしょ…』
店長…『ギクッ!』
風見…『図星っスね』
店長…『…男子の場合初めて使う時は筆おろしと言って…』
風見…『それは、意味が違うっス』