
組説の⑤に見られるように、1枚モノの主翼を胴体に貫通させる訳でありますが、
当時流し込みタイプの接着剤など無かった頃の小学生レベルにとっては難関で
ありまして、チューブ入り接着剤を胴体側に塗布するか、主翼側に塗布するか思
案のしどころであります。
しかし、いずれにしても主翼or胴体部分の接着剤によるダメージは避けられません
小学生の頃実際に作った事のあるアタシが言う事なので間違いないです。
あれは、1970年くらいの出来事でありましょうか…
やっぱり、レベルのコルセアを買っとけばよかったと悔やんだものであります
そしてこのキットの部品構成は、同社の1/48(実際は1/50らしい…)のヘルキャットと主翼を除いてほとんど同じなんですよ。

組説の実機解説文なんですが、後半部分の
「運動性をのぞいた~名声をあげました。」までのくだりで、
「特に優れたところの無い平凡な機体なんだよォ!」
って暗に語ってるところが、日本人的でいいですね。

ボックスサイドのシリーズラインナップのアイテムに零戦54型があるのがマニアックであります。
所謂零戦64型の試作機でありますな。
おわり…