新春アンコール劇場 『昭和20年5月』 (皇軍機祭り その4) | さもありなんneo
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昭和20年初夏になりますと、日本近海を遊弋する米機動部隊より飛来する米軍機は、非戦闘員である民間人を銃撃するなどの、全く持って不届き千万な事を行っておりました。

今日も、逃げ惑う一般市民の皆様…

『ああ…日本にはもう飛行機は無いのだろうか…』

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その時、その様子を上空退避中の零戦が発見したのです!

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『あの野郎!なめたまねしやがって』

敵戦闘機との交戦は禁じられておりましたが、そんなこと言ってはおられません。

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グラマンの背後に食らいつくと20ミリの一連射をかませますっ!

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『喰らえ!正義の鉄槌!』

20ミリがまともに当たれば、いくら頑丈なグラマンといえどもイチコロであります!

下でその空戦を見守っていた市民の皆様は、
腕も千切れんばかりに零戦に手を振りながら 『ありがとう!』 『いいぞっ!』 口々に叫びます。

お年寄りは、零戦に向かって手を合わせております。

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そして、零戦は、軽くバンクを振ると東の空に去っていきました。

『あんなに強い戦闘機が日本にはまだあるんだ!日本は戦争には負けないね…』
子供たちは、空を仰いで語り合いました。

その数ヵ月後、日本は無条件降伏したのでした。


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去年の5月20日の記事『昭和20年5月』を再度アップいたします(ネタ切れか…by風見)