Amebro初ブログです。これからよろしくお願いします!


仕事で外出中、OFF時間を使い、ひたすら美術館、博物館を駆け巡り、感じたままを書いてゆきたいと思います。


第1回目は、少し地味ですが、佐伯祐三のアトリエのこと。


東京都新宿区の「下落合」、ここに佐伯祐三が暮らした自宅跡とアトリエの建物が建つ”佐伯公園”というちっちゃな公園があります。


新宿区が公園内の、老朽化していたこの建物を整備し、『新宿区立佐伯祐三アトリエ記念館』として今年4月28日に開館しました。


こんな建物が残っていたなんて!佐伯ファンにはたまりません!

                         
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場所はというと・・・

西武新宿線下落合駅を降りて、妙正寺川を越え、目白通りを渡って緩い坂道をテクテクと登り約10分、案内板を見つけて左折、細い路地を進むと右手に、そう広くない佐伯公園の入口に到着!

薄いグレーの木造洋館が見えますが、これが目指すアトリエ。隣接していた住居は取り壊したみたいですが。



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アトリエは三角屋根の木造です。


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アトリエ内はがらんとしていますが、天井も高く採光もよく考えられているのが分かります。

佐伯の年譜、作品写真、デスマスク複製などが壁に沿ってぐるりと展示されています(もちろん原画ではありません)。


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たった30年の壮絶な人生の中で、パリ渡航を夢見ながらも、追い詰められず暮らせた場所であったはず。ここを拠点に連作「下落合風景」や『滞船』を描いたんです。


ここは妻米子が、2回目のパリ渡航から帰国後、(パリで亡くなった佐伯と愛娘彌智子ちゃんの遺骸を彼の実家である大阪に納骨した後)1972年に亡くなるまでずっと住んでいた場所でもあります。




この名所?とても地味なので、佐伯ファンでなければ物足りないかもしれません。

でも、ファンであれば、きっと佐伯祐三と米子夫人の息吹きを感じ取れるはず。見るだけなら5分もかかりません、でも・・・去り難いなにかがあるんです、30分は佇んでいました・・・。



Bigbirdのブログ 連作『下落合風景』より












米子夫人は画家として活動しておられたようですが、夫と愛娘をほぼ同時期に亡くし、その後再婚もせずこの思い出深い場所に亡くなるまで住んでいた。ちょっぴり切ない思いが込み上げます。