一言紹介:

結局、人生を左右しているのは

コミュニケーションである。

その考え方のもとに

よい方法を教えてくれます。

 

「人は話し方が9割」

永松茂久著:すばる舎

 

もうすでにベストセラー

ともいえる本です。

 

P5

会話がうまくなる方法、それは

「苦手な人との会話を避け、

大好きな人と話す時間を増やす」

それだけです。

 

P8

話し方一つで、

あなたの未来は大きく変わります。

そして、その分岐点は、

大きな舞台ではなく、

日常のささいな部分でどんな風に話すのか、

で決まるのです。

 

P71 会話上手な人が使っている

「拡張話法」

⓵感嘆

こんなことがあったよ

へーそうなんですね。

 

②反復

私カレーが好きなんです

お、カレーいいですね

 

③共感

今回はかなり難しかったよ

それは大変だったね。

 

④称賛

本を出版することになったんだ

すごい!!!!!!!!!!

さすがだね♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩

 

⑤質問

ああしたらこうなってねー

それで どうなったの?

 

(以上は、マイクロカウンセリング技法を思い出しますね)

上記拡張話法ををスマホの待ち受け画面に設定

したらよさそうです。

 

P162

悩んでいる人にポジティブアドバイスはいらない

相手が求めていることは、

「わかってほしい」「共感してほしい」であって

必ずしもプラス方向に転換したいと思っている

わけではありません。

 

P174

嫌われる人の話し方にも共通点がある。

⓵「4Dワード」を連発する人

「でも」「だって」「どうせ」「ダメ」

これら4Dワードをよく口にする人は嫌われます。

~~~

言葉のクセは、「人格のクセ」です。

 

P223

「永松さん、最近、言葉だけを拾うようになりましたね。」

一瞬、何を言われているのか分かりませんでした。

クライエントさんはこう続けました。

「以前は私の感情に向き合ってくれていたように

感じていました。

今は言葉上の理解しかしてくれていないような気がします。」

ハッとしました。

~~~

人にはいつも伝えているものの、

私はこの時すっかりこのことを忘れ、

昔の自分に戻っていました。」

 

これは今回最も刺さりました。

仕事柄、最も気を付けないといけない事ですね。

でも、

つい問題解決思考でやってしまう。

ある程度ラポールが築かれた後でも

ときどきは、感情に向き合うことも忘れないように。

自戒を込めてこの文章を書いています。

 

この本の地図

第1章

人生は「話し方」で9割決まる。

第2章

「また会いたい」と思われる人の話し方

第3章

人に嫌われない話し方

第4章

人を動かす人の話し方

 

 

最も面白かったのは

P228ページですが、そこはお楽しみに

 

永松さん、すばる舎さんありがとう。