プラスチックの補修に。プラリペアが優秀すぎる件!
便利で安価なプラスチック製品ですが、金属製品に比べて強度は弱く割れによる破損がつきもの。
100均などの商品なら買い替えでもいいですが、
例えば少々高価なものや、代替品が入手できなくなったもの、安くても気に入っているものなどは
補修して使いたいこともあります。
今までは、プラスチック用の接着剤を材質に応じて使い分けたりしていましたが
コイツに出会って優秀さに驚きました。
よほどマニアックなホームセンターか模型店なら見つけることができるかもしれませんが
迷わずAmazonか楽天でポチるのが、セオリーですね。
ちょいと使い方にコツが入りますので、まずはお試しに少量のセット品を使うことをお勧めします。
パウダーを補修したい部分に丁寧に撒いて、ニードル付きのスポイドでリキッドを少し水滴状にして垂らす。
↓
リキッドがパウダーに吸い取られて補修部分にサッと広がる。
↓
しばらく放置。
これが基本かと思います。
慣れてきたら、粘度高めで盛るとか、粘度低めで流し込むことも可能。
それこそ楽しくなって、
壊れているものはないか部屋中のプラスチック製品を探したくなります。
うちで補修してみたものは別記事で紹介します。
それこそ、模型に始まり、ノートパソコンのカバーやら、子供のおもちゃやら。
最も私を喜ばせてくれたのが掃除機!
あの異様に高い某サイクロン掃除機の部品を補修してやりました。(理由は保証対象外だからw)
さて、使い慣れて補修マニアになるような方も出てくると思いますが
そんな方には、大容量のバラ売り製品がお勧めです。
リキッド
容量は50mlや100mlがあります。色々使いたい場合は大容量を選んだ方がいいです。
ただし、ちゃんと保管しないと揮発します。こぼすと大変です。
リキッドの小瓶を倒したら、テレビのリモコンが溶けました。
用途が限られる場合はこまめに買い足しかな。
リキッドの注意点は
●強烈な溶剤臭。必ず換気をしながら作業すること。
接着剤の比ではありません。
●こぼしたら大変。その場所がプラスチックなら溶けます。
塗装面でもダメです。ガラスや金属の台がいいと思います。
塗装してあるテーブルはダメです。
パウダー
こちらも100gや250gがあります。大容量の方がかなり割安です。
パウダーの注意点は
●呼吸で飛び散るような細かい粉です。
くしゃみ注意です。
●周囲に入り込んではいけないものがある場所で作業しないこと。
パソコンなどがある場合は、ファンで粉が吸い込まれて思わぬ故障を招くかも。
使用できる材質
さて、その効果ですが
一通り色々な材質の部分で試してみました。一般的なプラスチックはほとんど修復可能です。
一部の軟質プラスチックで使用できない(パリッと剥がれる)ものがありますが
使用できる材質の方が多いです。
アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン樹脂とか、ポリ塩化ビニルとか
一般の人に言っても「なんのこっちゃ」でしょうし
安価な商品や小さな成形品にはそもそも成分表示されていないものも多いです。
つかないもの → パリッと剥がれるので基本的に素材は痛めない。
つくもの → 使用できる。
失敗するもの → 単なる技術不足w。 リキッド流しすぎにだけ注意です。
という感じなので、まずは試してみていいと思います。
「あれ?この素材はダメか?」と思っても
養生の時間が長いと完全に溶着できていたものもあります。
まぁ表面処理とかプライマー使うとかで乗り切る方法はありますが、
そこまで専門的にやる人にはこの記事は不要でしょうね。
色違いもアリ
私は基本的にはクリアかホワイトを使用していますが
ブラックやイエローのパウダーなんかもあったりします。
補修部分の色に近いものを選べるのもいいです。
用途が限られる色が残るのももったいないので、
白かクリアで補修後に塗装の方が、安上がりで色も近く仕上げられます。
造形するなら型取りも可
あと、結構本気で造形やる人は既にご存知かもしれませんが
型取りをして流し込めばモノの複製をしたりもできます。
模型のスペアパーツ作りにうってつけです。
まぁ型だけなら使い捨て前提で、粘度や石膏を使用したり、
自由樹脂(お湯で温めて形を作れる粘度状の樹脂)してもいいです。
類似品?
プラモデルをある程度やっている人は、以前から
アクリルパウダーと流し込み接着剤で同じような作業をしていましたが
こちら材質に守備範囲が広い気がしますね。
あと、類似品(もとはこちらを先に知ったのですが)は、成分の違いなのか
溶剤が補修したい部分を劣化させたりするものも多いようです。
ボロボロになって割れたりしました。あまりお勧めはしません。
習得スキル : プラスチック製品修復・造形