近くを流れる芝川とその河川敷です。

 

これでも芝川は一級河川で荒川の支流に当たります。

 

生い茂っていた雑草が刈り払われたので、ゴミ拾いにでかけました。

 

この写真は1時間15分をかけて拾ったゴミで383個ありました。

 

1分間に平均5.1個を拾った勘定になります。

 

今日はヒマにまかせて中身を分類してみました。

 

これは食品などの包装プラスチックゴミで、83個ありました。

 

こちらはポリ袋や元の形がわからないその他のプラゴミで、118個ありました。

 

こちらは粉々に壊れた発泡スチロール片です。 大小124個ありました。

 

ペットボトルは新しいものから風化寸前のものまで、15本ありました。

 

こちらはドリンク缶で、8本です。

 

そしてその他のゴミで携帯電話、CD、ボール、マスク、紙切れ、布、タバコの吸い殻などで、35個がありました。

紙切れを除くすべてがプラ製か、もしくは石油由来のものでマイクロプラスチック化する物です。

 

結局拾い集めたゴミのうち、プラスチック製もしくは石油由来製品の割合は96.3%(369個)に達しました。

 

今回は発泡スチロール片など比較的小さなものまで丁寧に拾いましたので、プラごみの割合が高くなったのかもしれませんが、布類やボールなど一見違うと見えても結局石油製品が圧倒的に多いのです。

 

今回は道路脇でないため少なかったタバコの吸い殻も、フィルターは石油由来でマイクロプラスチック以上に厄介な存在と言われています。

 

芝川が増水するとこれらのプラゴミは流され、荒川を経由して東京湾まで流れ込む可能性は高いのです。

 

埼玉は海なし県のため海ゴミへの関心が薄くなりがちですが、実は海ゴミ(マイクロプラスチック)の発生源であることをもっと自覚して欲しいと願ってやみません。

 

         SD爺さん