雨上がりに5日振りに貸農園に行き野菜達をチェックした処、黒ミニトマトの実が付き始めて喜んだのも束の間、良く見ると5株の葉っぱ全てに茶色の斑点が付き所々枯れ始めていた!
タイの友人から貰った種から苗を作り、2ヶ月半掛けて育てて花芽も咲き、さあ此れから夏野菜の主役にと期待していただけに、「嘘だろ」と我が目を疑うくらいのショックだった。
去年のミニトマト・アイコは大きなトラブルもなく大収穫出来たし、今年は菌ちゃん畝での栽培だし、大丈夫だろうと慢心していた処もあり、野菜の神様からの戒めかもしれない。
スマホで調べたが、どうもウィルスによる褐斑病とか斑点病の類らしく、放って置くと全株に広がる様だ。原因として湿度が高い事も関係する様で、ひょっとすると長雨の時に行灯を付けたままにしたので、蒸れてしまったのかも知れない。他には、菌ちゃん畝の糸状菌との繋がりが未だ不充分な段階で、ウィルスへの抵抗力も低かったのかも知れない。そう言えば、隣の畝のソラマメも斑点病で全滅してしまい、5日前に撤収したのだが、その菌を貰ったのかも知れない。
何れにしても全株撤収するのが基本なのだが、種まきから2か月半経過して居り、今から種蒔きのやり直しでは間に合わないと思い、病気の葉っぱは全て切り落として新芽や脇芽の綺麗な葉っぱだけを僅かに残し、復活に一縷の望みを掛ける事にした。
付き始めていた黒い実は、残すと弱った株に負担が掛かるので此れも泣く泣く摘み取ったが、中は未だ緑色の未熟な実だった。
(オマケのイチゴが一粒だけ完熟で美味しかったのが唯一の救い)
野菜作りを舐めてはいけないと再認識させられた。