家庭菜園を始めて1年と2ヶ月、化成肥料から有機肥料、コンポスト作り、カルスNCR、菌ちゃん農法、粘土団子の自然農法、奇跡のリンゴの自然栽培、と目まぐるしく色んな農法の情報に出会って、その都度マイブームになり今は菌ちゃん農法にはまっている。

 

流石に出尽くしたなと思っていたのだが、まだまだ知らない事が有った。日課のストレッチをしながらYoutube自然農法のビデオを流して居たら、似た様なジャンルが勝手に選ばれて次のビデオが始まった。すると「協生農法」という聞いた事がない言葉が流れて来た。

 

自分の興味に合わせてAIが選んだ情報ばかりを取り込んで行くと、またもや確証バイアスのリスクが高くなってしまうな、と少し気にはなりつつも新しい言葉への興味には勝てず聞いてしまった。ビデオはTBSのニュース番組だったのだが、「協生農法とは無耕起・無施肥・無農薬・種と苗以外は一切持ち込まない」等と言っている。

(放送ビデオのYoutube)

なんだ、福岡正信氏の粘土団子自然農法の二番煎じじゃないの?TBSは何を考えているんだろう?というのが第一印象だったのだが、暫く見続けているとソニーとかデータサイエンティストとかAIという言葉が飛び交うので、おやこれは単純な自然農法とは違う様子だと気が付いた。

 

(放送内容のホームページ)

協生農法は生命エネルギーの相互作用を活かすという発想で、其処は福岡正信氏の自然農法と同じだが、ITを取り入れAIを活用し生産性を上げ農家として営農が成立する事を目指す、という点でアプローチが異なる事が判った。そして早稲田大学が細かい作業のロボットを開発中という紹介もあり、全体としては期待度大の農法だと感じた。

 

続きは次回