一カ月ほど前に、コンポストからカボチャの芽が出た話を書いたが、今回はその続き。

始めは芽が四つだけだったのが、その後もニョキニョキと生えて全部で10株以上になった。流石に元コンポスト区画では狭すぎるので、4株だけ残して元気そうな5株を貸農園に移植した。

 

当然カボチャ栽培の経験は全く無いので、始めるに当たり頼りのユーチューブを検索すると塚原農園さんの詳しい説明が見付かった。ツルの誘因だとか摘芯だとか初めて聞く言葉ばかりで、ウリハムシは必ず来るから対策が重要だ、と色々脅かされて段々不安になる。カボチャの葉っぱはウチワくらい大きくなって、ツルは地面を這いまわるらしく、90㎝四方のコンポスト区画で4株はどうも無謀な狭さだったと知り、シマッタと思っても後の祭りだ。

これは困ったと悩みつつ更に検索を続けると、「カボチャの空中栽培」という期待を持てそうなタイトルのビデオがあった。支柱でヤグラを組んでネットを張り、ツルを空中に這わせれば狭い土地のハンデをクリア出来るという有難い方法で、これなら4株でも何とかなりそうなので気を取り直す。

 

ヤグラを組まなくても庭のフェンスに沿って這わせれば良いのではと、ネットを張ってみた。

ウリハムシ対策としてはYoutube情報から、虫がキラキラを嫌うので株元にバーべキュー用のアルミフォイルを敷き、木酢液も散布した。

肥料は何も与えてないのに、コンポストの栄養が良いのかカボチャはスクスク育ち、1週間留守をして戻ったら、移植しなかった一株だけは小ぶりのウチワくらいの葉っぱになって混みあっている。ウリハムシ被害も今の処無いのでホッとする。

塚原農園さんのビデオを思い出しながら、恐る恐る子ヅルの芽を摘むと少しスッキリした。

コンポスト区画内で少し移動した3株はどうも成長が遅いが、矢張り根が活着する時間のロスがあったのだろう。

(株の間にあるのはコンパニオンプランツとして株分け移植した九条ネギ)

貸農園に移植した株達もそろそろ大きくなるので、これから忙しくなりそうだ。

まだまだ先は長いなあ。