家庭菜園を始めて以来、庭の畑の隅で生ゴミコンポストをやっている。要領は畑の土を掘った処に、キエーロ式と同じ様に生ごみ・米糠・土をかき混ぜ、土を被せて水を少し注ぎ、時々掘り返して空気を入れるだけ。時々カルスNC-Rをパラパラと混ぜる事もあるが、土がフカフカになるのは気持ちが良くて、私が住んでいる町では指定されている有料ゴミ袋の使用が減るので節約にもなる。

 

数日外出していたので久し振りに今朝生ごみを入れようとしたら、分解が進まない卵の殻が散らばった処に若葉が数枚出ている。雑草かな、それともひょっとしったらカボチャかなと思って、グーグルレンズでチェックしたらカボチャ!だった。

折角なのでこのまま育つか見届けてみたい処だが、コンポストの場所が無くなるのは困る。畑をじっと見た処、九条ネギもそろそろ盛りを超えそうなので、隅の三株を収穫してスペースを作る事にした。

片手で株ごと抜こうとしたが、先日一歳半の孫が一人で抜けたペコロスとは大違いでビクともしない。腰を入れて両手でエイヤッと力を入れると、地面ごと持ち上がる感じで隣の株まで一緒に出て来るのではと心配になるが、更に力を入れたらゴソッと土の塊の様な大きな根が現れた。我が家の胃袋が大層お世話になった証だ。九条ネギは株分けして干して置くと、干しネギとして秋には又植え付けが出来るという無限収穫野菜らしいのでやってみようかと思うが、全部分けると株が多すぎて植える場所がなくなりそうだ。

という事で無事コンポストの移管先が出来た。

育て、カボチャ君!