オリライ×オリキュア エピローグ | しゅご神ブログ

オリライ×オリキュア エピローグ

櫻沢倫太郎との決戦から、数日が経った…


アスカ「奈々美ちゃん」


奈々美「うん、わかってる」

さやか「アスカ、奈々美、今日も用事?」


アスカ「あ、うん…」


奈々美「ごめん。最近一緒に帰れなくて」


さやか「いいよ、そんなの。それより、アスカ。最近元気ないけど、大丈夫?」


アスカ「だ、大丈夫だよ。また明日ね、さやかちゃん」


アスカ「今日はどこを…」


奈々美「そうだね…」


さやか「…」

さやか「なんか…忙しそうだね」



唯依「あれから数日…なんの手がかりもなしか…」


唯依「私だ。ああ…わかった。なに?一般人?」



「って!なんで兄貴がここにいるの!?」


「なんでって、俺にもわかんねぇよ!!」

ボコッ!バキッ!ボカッ!

竜司「大丈夫か?」


「え?あ、まぁ」


「なんだ?この狩りゲーに出てきそうなやつは」

竜司「あっちのドアを出れば、外に出られる」


「あ、これはどうも」


「で?ここどこなんだ?」


「さあ?」


竜司「まったく、あいつだと期待した俺がバカだった。…狩人、お前はどこにいるんだ?」

シード「…」


ジャスティス「シード、そっちは…シード?」


シード「…」


ジャスティス「…聞いてるの?シード」


シード「!…あ、ごめん」


ジャスティス「しっかりしなさい…なんて言うのは、無粋かもしれないけど」


シード「…」


ジャスティス「義理兄様は…きっと無事だよ。それは、あなたもよく知っているでしょ?」


シード「うん…」


ジャスティス「あなたが信じなくて、誰が信じるの?」


シード「…」


ジャスティス「だから、ね?」


シード「…うん。ありがとう、ジャスティス」


ジャスティス「じゃ、次はあっちに行こう」


シード「うん」


シード「…」

Qべえ「シード、大丈夫かい?」


シード「うん。心配しないで」


シード「…センパイ、私は信じています。センパイは…絶対どこかで生きているって。ですから…」



またどこかで会いましょう



-CAST-

櫻沢狩人/仮面ライダージンオウ:エレン・イェーガ

種村アスカ/キュアシード

種村竜司/仮面ライダーレウス:リヴァイ

櫻沢奈々美/キュアジャスティス

ジンオウガ

リオレウス

Qべえ:キュウべえ

天野翔子

篁唯依

ゼクトルーパー隊員の皆さん

櫻沢倫太郎:岡部倫太郎

種村クリス:牧瀬紅莉栖

美樹さやか

城戸真司/仮面ライダー龍騎

ドラグレッター

秋山蓮/仮面ライダーナイト

ダークウイング


キュアデスティニー

ハント:エレン・イェーガ

リュウ:リヴァイ

ガッツ


ミラーモンスタータイプ01:エイリアンシリーズ

ミラーモンスタータイプクイン:エイリアンクイーン

ミラーモンスタータイプソルジャー:プレデター

ハウンドドック:バウンドドック

木野:仮面ライダーアナザーアギト

ザギ:ダークザギ

エビル:テッカマンエビル

仮面ライダーカリウド

ギンレウス:リオレウス 希少種


「提供」

アメーバブログ

しゅご神ブログ

グッドスマイルカンパニー

魂ウェブ

リボルテック


「ネタ提供」

ミドタロスさん(オリライ×オリキュアネタの提供)

ブラックさん(キュアシードのネタ提供)

*お話とネタ提供、ありがとうございました


監督

ゲイム業界のしゅご神~新次元のしゅご神


オリライ×オリキュア制作委員会




翔子「あれ~おかしいな…」


クリス「ちゃんとそこにあったんでしょ?」


翔子「そのはずなんですけど…」


唯依「まさか、泥棒に入られるとは…ここの警備システムを見直す必要がありそうだな」

竜司「ただいま戻りました…何かあったんですか?」


唯依「ああ、お帰り」


翔子「整備していたオルタドライバーが、1個なくなっているのよ」


奈々美「オルタドライバー?」


アスカ「それって、センパイと義理兄ちゃんが使っているベルトですか?」


翔子「うん、それ」


3人「(あのベルト、そういう名前だったんだ…)」


ピピッ


翔子「はい。え?置手紙?」


一同「?」


翔子「わかった」

竜司「置手紙?どういうことだ?」


翔子「現場を捜査しているメンバーから、置手紙を見つけたって」


奈々美「なんて書いてあったんですか?」


翔子「“カレ”に必要だと思うので、持っていきます。だって」


クリス「置手紙を残していくなんて…まるで怪盗ね」


唯依「しかし、“カレ”というのは…」


アスカ「…もしかして」


Qべえ「アスカ?」


アスカ「…やっぱり、どこかで生きているんだ。センパイ」



~???~

狩人「はぁーここどこだよ」


ジンオウガ「あれから数日…元の場所には戻れずじまいだな」


リオレウス「空から見ても、同じ光景が続いているしな」


狩人「あの衝撃で、俺たちけっこう遠くに飛ばされたようだな」


ジンオウガ「お前は丸1日起きなかったけどな」


狩人「…すまないな」


リオレウス「それはもういいって。それより…」

リオレウス「…誰か来るぞ」


狩人「ミラーモンスターか?」


ジンオウガ「いや、人のようだな」

??「えっと…もしかして、あなたが櫻沢狩人さん?」


狩人「!」


??「どうやら当たりのようだね」


狩人「そうだが…君は…いや、その顔」


??「ん?あたしの顔になにか?」


狩人「いや、別に…」


??「そう?」


リオレウス「何の用だ?お嬢さん」


??「あなたにこれを渡そうと思って」


狩人「これ…ベルトか」


狩人「なんであんたが…」


??「んー直感ってやつかな?あたしも“この世界”に来て、まだ日は浅いけど…あなたには、それが必要なんじゃないかって、持ってきちゃった」


狩人「持ってきちゃったって…」


??「それと、あなたに1つ情報を提供するわ」


狩人「情報?」


??「あなたの義理のお父さん、櫻沢教授が、ダークロードの長だと言っていたけど…あれは嘘よ


狩人「は?」


ジンオウガ「つまり…長は別にいると?」


??「長、というよりかは…『全ての元凶』が別にいる、というべきかしら?」


狩人「全ての元凶…?」


??「カリウドと一緒にいた、ザギやエビル。あいつらは、何者か知らないでしょ?」


狩人「そういえば…って、なんであんたがこのことを?」


??「そこは、ひ・み・つ。あたしが調べたのは、ここまで。もっと詳しいことは、これから調べて見ないと、なんとも言えないわ。ま、あたしが介入すると、なんか厄介なことが多くなりそうだし、これで失礼するわ」


狩人「待てよ!あんた一体何者なんだ?なんか、知り合いに顔がそっくりなんだが…」


??「知り合い…そう。この世界にも、あたしとそっくりな人がいるんだ」


狩人「この世界?一体何を…」


翔子「あたしは、天空寺翔子。通りすがりのヴァルキュリアよ。覚えておいてね。櫻沢狩人さん。いや、仮面ライダージンオウ」


狩人「!」


ジンオウガ「行ってしまったな」


リオレウス「どう見ても、あいつにそっくりだが…1人で大丈夫か?」


狩人「…なんか大丈夫な感じがする。俺が知っている翔子とは、なんか違う雰囲気を感じた」


ジンオウガ「そんなもんか?」


狩人「さて、せっかくベルトを届けてもらったんだ。ありがたく使わせてもらおう」


リオレウス「出発するか」


狩人「ああ。ここがどこかわからなくても…そのうち、帰れるさ。俺は…絶対みんなの下に帰る」



~???~

ザギ「…あいつは逝ったか。ま、所詮そこまでの人間だったということか」


エビル「そういうお前も、“元人間”だろ?ザギ」


ザギ「…さて、なんのことやら。それより、お前今までどこに行っていたんだ?」


エビル「ちょっと別の場所にな。そういや、ギンレウスも出たようだが…あいつはどうした?」


ギンレウス「ここにいるさ」


ザギ「ほう、無事だったか」


ギンレウス「あの直後に、奴から分離してな。いやーヒヤヒヤしたぜ」


エビル「お前もしぶといな」


ギンレウス「おいおい、それはここにいる全員に同じことが言えるだろ?」

??「…お前たちだけのようだな」


ザギ「この声は…」


エビル「最近になって、お目覚めになったようだ」


ギンレウス「これはこれは…」


??「我が眠りについている間に、何かやっていたようだな」


エビル「ええ、まぁ」


ギンレウス「で?ついに動きますか?」

??「いや、そう簡単にはいかなさそうだ」


ザギ「と、言いますと?」


??「うむ…“竜骨”が裏切りおったわ」


ザギ「なんと!?」


エビル「“竜骨”が…!?」


ギンレウス「おいおい、なんの冗談だよ。なんであいつが…」


??「理由はわからんが…奴め、我の片翼をへし折って出ていきおった」


ザギ「だから、片翼だけなかったのか…」

??「ザギ、エビル、ギンレウス。手段は問わん。裏切り者を…“竜骨”を見つけ、始末しろ。そして、行先の世界も、支配してくるのだ」


ザギ・エビル・ギンレウス「仰せのままに」




??「…誰かに知らせなくてはならない。奴らの存在を…手遅れになる前に」








帰るべき場所へ向かう狩人たち。そして、狩人が生きていることを信じて捜索するアスカたち。


彼らが再び出会うその日は、はたしていつの日だろうか…?


ミラーワールドの戦いは、ひとまず落ち着きを取り戻した。


だが、その陰では、誰も知らない者たちが、暗躍を始めようとしていた…。



翔子「うん…そう、わかったわ。うん、気を付けてね」

「誰からの電話?」



翔子「お遣いに行かせた影山から。なんか、すごい情報を見つけてきたわ」



「すごい情報?」



翔子「やっぱりあったわ…鏡の向こうの世界、ミラーワールドが」



「ミラーワールド?」



「翔子、あんたまさか…」



翔子「いや、あたしが行かなくても…向こうからやってきそうだわ。そんな気がする」





…暗躍、していた…?








新番組

仮面ライダーウィザード×プリキュア!

絶望から人々を救う指輪の魔法使いと、最悪の結末を目論む組織から未来を取り戻す少女たちの戦いが、ついに始まる!!


みゆき「魔法が使えるんですか!?すご~い!」


晴人「魔法使いも、楽なことばかりじゃないけどな」


晴人「もう誰も絶望なんてさせない!いくぞ!ハッピー!」


ハッピー「はい!!光輝く未来をバットエンドになんてさせない!!」

光り輝く未来へ!さあ、ショータイムだ!

2014年10月スタート!

オリライ×オリキュアは

アメーバと

ご覧の各社の提供でお送りしました




狩人「あとは任せたぜ!ウィザード!」


シード「頑張ってね!ハッピー!」





「あとがき」

はい、どうも!しゅご神でしゅ!!

オリジナル仮面ライダー×オリジナルプリキュア


略して、「オリライ×オリキュア」いかがでしたでしょうか?


去年、ある人から話が持ち上がったこの企画。当初は、キャラを作るだけにとどまるはずが、本編ストーリーも、この通り完結しました!


しかも、今回は「ほぼ1週間に1話更新」という、このブログの連載物始まって以来の、初の試み。まさかここまで順調に進むとは思ってもいませんでしたw


というのは、あらかじめ、役者がほぼそろっている状態からスタートしたから…それと新作のフィギュアを一切使用していないいうのもあります。だから、順調に進んだわけですwww長いこと書きたいこともありますが、それはまた総集編その3にて…



さて、5月の終わりから連載が始まったこのシリーズですが、今回を持って、オリライ×オリキュアの本編は終了となります。


ですが、ただでは終わらない雰囲気になってませんか?それは…まだ話す時じゃないですwww


来月からは、ジンオウとシードからバトンを受け継いだ、ウィザードとハッピーたちの活躍に、どうぞ注目してやってください!

それでは、あとがきはこれくらいにして…また総集編その3で、お会いしましょう!