オリライ×オリキュア 第１４話 前編
前回のオリライ×オリキュアは
Ｑべえ「ミラーラビリンス王国、ミラーワールドに存在していた王国。僕とリオレウス、そしてジンオウガは、王国の守護獣として存在していた。そこには、ジンオウの鎧とレウスの鎧という、ここでいう、仮面ライダーのアーマーがあったんだよ」
デスティニー「…あなたもしかして…ハント？」
カリウド「…さあ、どうだろうな」
ピピッ
翔子「はい。ちょっと待って。え？狩人と…教授を発見した！？」
唯依「よし、みんな準備はいいな？」
アスカ「バッチリです！」
竜司「問題なくいけます」
唯依「翔子、例の物は？」
翔子「あとは、最終調整だけで終わります。狩人を奪還したら、すぐ転送できるよう準備しておきます」
クリス「私も手伝うわ」
唯依「助かります。では、行くか」
～ミラーワールド～
ジャスティス「この辺だよね？」
シード「うん。そのはず…！」
真司「ミラーモンスター…！？あんなにたくさん」
唯依「手厚い歓迎だな、木野」
木野「こっちも仕事なんでな。ここから先に行きたければ、こいつらを突破してみな！」
竜司「ずいぶんと自信満々だな」
唯依「ああ、そのようだな」
竜司「シード、ジャスティス、ここは俺たちに任せて、お前たちは先に行け」
シード「でも…」
真司「大丈夫！俺もいるかさ！」
ジャスティス「…誰かきました」
真司「蓮！？どうしてここに！？」
蓮「お前が、なにか変なことに巻き込まれていると聞いてな。様子を見に来たんだよ」
真司「なんだよ…俺は巻き込まれてなんかいない！」
蓮「どっちでもいい。お前を倒すのは俺だ。こんなところで、くたばってもらっては困るからな」
真司「素直じゃないな。ま、蓮も来たことだし、君たちは安心して先に行ってくれ」
ジャスティス「…お願いします。行こう、シード」
シード「うん」
唯依「というわけだ。お前たちの相手は、私たちだ」
木野「見たことのない仮面ライダーもいるが…だが、問題はない！」
竜司「甘く見られては困るな」
“ソードベント！”
竜司「あいつじゃないが…シードたちの邪魔はさせない！ここから先は…
レウス＜俺たち＞の戦い＜仕事＞だ！！」
倫太郎「来たか、プリキュア。しかも、たった２人で」
ザギ「おそらく、木野が他の連中を食い止めているのだろう」
シード「櫻沢教授！センパイを…返してもらいます！！」
倫太郎「威勢はいいが、君たちだけでできるのかな？」
カリウド「…手を出すなよ。あいつらは、俺が狩る」
倫太郎「好きにしろ」
ザギ「俺たちは手出しはしないから」
シード「…ジャスティス」
ジャスティス「うん」
シード「カリウド、あなたはセンパイじゃない」
ジャスティス「その鎧から…義理兄様を取り戻す！！」
シード「強き想いの力と！」
ジャスティス「強い正義の意志で！」
シード・ジャスティス「あなたを取り戻す！！」
倫太郎「っ！？なんだ、この光は！！」
カリウド「これは…！」
カリウド「あれは…まさか…！！」
ザギ「バカな…！」
「運命を掴み取る
想いと正義の意志！！」
デスティニー「キュアデスティニー！！」
倫太郎「キュアデスティニー…だと！？おいおい、あのプリキュアは、消滅したんじゃないのか！？」
ザギ「そのはず…」
アスカ『確かに、デスティニーの意志は消滅している』
ザギ「じゃあ、お前は」
奈々美『キュアデスティニーが遺してくれた、強き想いの力と、強い正義の意志を１つにし、この姿を具現化している！』
アスカ『今、私と奈々美ちゃんは！』
奈々美『一心同体になっているのよ！』
カリウド「御託はどうでもいい！！もう一度…狩るだけだ！！」
デスティニー・カリウド「はぁっ！！」
ブンッ！
ザギ「あの身のこなし…まさに本物だ」
倫太郎「あれが、かつてお前たちが壊滅させた王国の最強の戦士だというのか…」
ザギ「本人ではないが…同じだ」
デスティニー「…ふふっ」
カリウド「なにがおかしい？」
デスティニー「やっぱり強いですね、センパイは」
カリウド「なに？」
デスティニー「一度、本気でぶつかってみたかったんです。こんな形になるとは、思ってもいませんでしたけど」
カリウド「…」
デスティニー「でもセンパイ。そんな力に、流されないでください。それは、センパイが…義理兄様が望んでいた力ではないはずです」
カリウド「なにを…！」
カリウド「ふざけたことを言うな！！」
ピタッ
カリウド「…なんだ、手が…動かない…だと…！？」
？？『や…め…ろ…』
カリウド「ぐっ…なんだ、この感覚は…！！」
デスティニー「センパイ、帰りましょう」
カリウド「触るな！！」
パンッ！
カリウド「俺に…俺に、触るなぁ！！」
奈々美『これは…もしかして』
アスカ『センパイが…カリウドの中で、戦っているんだ！』
苦しみはずめたカリウド。その中では、取り込まれた狩人が戦っているのか！？
後半へ続く