13巻以降の話数の感想を書いていこうと思います
以前からツイッターでも書くようにしたんですが文字数が少なくてほとんど書けなかったので
毎話更新していく予定なので先の展開でUPした時点の分析が後の展開で否定されることもあると思いますが
一度書いたものは修正しません
(文章が分かり辛かったり、誤字脱字など内容が変わらない形の修正はします)
前回考察を読んでからでないと意味が分からない箇所が出てくるのでこれを読まれる方はその前に必ず12巻考察記事をお読みください
勿論、原作karte.1~karte.168も必読!です
異論反論含め、感想ご意見大募集
コメントにてお願いします
ついにこの時が来ましたね
毎回、感想の中で考察を進めながらここまで誤解を広げてしまって
どうやって収集をつけるつもりなのかは大きな論点でした
方法はいくつかあったと思います
ちょうどいいタイミングでスピンオフが始まったので
スピンオフ内で別視点の展開を描く方法ができます
ラブコメディが始まらないはこれから本編12巻の時系列に突入しますから
karte.163で山田と一緒に現れたおねえの向こう側視点が描かれる可能性があります
最近ならあり得る可能性としてアニメ3期を山田視点で描くという荒業を予想したりもしました
ただしあまり現実的な方法ではないですね
アニメ3期説は面白そうですが何年も先のことになってしまうのが問題です
本編で真相を描き切ってしまうとしたら
物語は京太郎の視点のみで進行し、山田の内面は情報をつぎはぎして推理するしかない
というこの漫画の手法を終了させることになります
しかしそうなってしまうと「僕の心のヤバイやつ」というタイトルは
下げる必要が出てくるのでは?という考えにも辿り着きます
わたしはその時期をもっと先でもいいと思っていたんですけどね、どうやら間もなくのようです
中学卒業と同時に終わるという展開はおそらく最初から予定されていたんでしょうね
次巻完結と言っても実際には半年以上先のことですから
連載はずいぶん先々まで考えて描かれていることが伺えます
13巻14巻のエピソードは11巻12巻のエピソードと連続しており、
11巻12巻のエピソードは初期からの伏線が多分に生かされていました
現在の二人の誤解の原因、山田の事務所の恋愛禁止令の謎は
karte.143頃から始まっています
それでも2年がかりの大仕掛けとなりますが
11巻でミスリードを成功させるには読者に与える情報を
以前からコントロールしておく必要があります
山田の恋愛禁止の話題が出たのはkarte.67ですね
14巻のテーマの中心は京太郎の中学受験のトラウマを高校受験で解消することで
中学受験失敗の設定は初期からあったことを考えても
今のエピソードは相当に以前から、
あるいは連載初期の段階でラストまでの構想は出来上がってたんじゃないでしょうか
さて14巻で僕の心のヤバイやつが完結したらその後は描かれないのかという問題ですが、
続編はあってもおかしくない、と考えています
上記の話の論点はまとめると2つ
1.僕の心のヤバイやつが終わるのは京太郎の完全一人称視点が終わるため
2.結末までの展開は桜井のりお先生の中では何年も前に完成されていた
桜井のりお先生の中で市川と山田の成長を描き切ったからでも
アイデアが出尽くしたからでもないんですね
成長を描き切ったかどうかでいうなら特に京太郎が全然成長していると思えません
山田を任せるにはまだまだ京太郎は頼りないのです
1.の話でいうなら完全な京太郎一人称で山田の内面を謎にするスタイルには
少々の変化があるかもしれませんが続編の展開に支障はありません
2.が特に重要で、14巻最終話のエピソードでも
のりお先生にとっては何年も前からのアイデアに過ぎないことになります
しかしのりお先生の頭の中にはそれ以降にもアイデアは生まれているはずでしょう
ただしこれだけ大掛かりなプロットの作品なら
高校編を描くとしても高校編のラストまで構想が出来上がってからでなければ
連載は始まらないかもしれません
ゆるめの1話完結ギャグのスタイルならすぐ始められるかもしれませんが
そっちのほうが読みたい人も多そうですね
勿論完全新作の可能性も高いです
その場合も高校編を描くより面白いと判断して出される作品なんですから
僕ヤバに劣らず楽しませてもらえると思います
13巻は加筆が多い巻でした
・楽しき君オク界隈
好感度を下げたキャラの多い中、蓮見さんだけ読者好感度が上がることしか描いていません
印象が下がる情報が多い中で一人だけ扱いが違いますね
山田と絡む役なので完全に下心のない善人である必要があったということか
・一方その頃
にゃあは
「山田を脱出させて京太郎との時間を作ってやるつもりだった」
「山田と萌子が密談する時間を作った」
前者の解釈には飛躍を感じます
山田が京太郎と二人で年越しを過ごすまでの流れになったのは偶然の要素が大きく
山田は市川家に行かない可能性、市川を吉田家に連れてくる可能性、もありました
山田に買い物を行かせた時点でにゃあに
山田が市川家に行く展開まで予想することは不可能です
にゃあの目的は萌子と山田の二人で話をさせることですね
にゃあもkarte.163の作戦メンバーですから二人の密談の機会を作ってあげたんでしょうか
・楽しき親戚の人々。
早苗さん4人兄弟だったんですね
山田におじさんがいるという情報は以前にもあった通り
山田家の席次が長男長女より上に座っていることになるんですが
海外在住で毎年帰ってこれなくて欠席とか解釈のしようはあるでしょう
長男長女が欠席していることからも去年の山田欠席もそれほど問題でもなかったんでしょう
ああいう雰囲気が好きなだけで実際は印象ほど堅い家庭ではないんです
秋野は母方の旧姓だったんですね
それではほぼ本名で芸名名乗ってる意味がないような
温子さんは離婚と内縁を経験しています
アグレッシプですね
ところで山田が実は超大金持ちであることはフレンズたちも知らないんでしょうか
karte.123で別荘持ちの大金持ちキャラの存在を萌子も芹那も否定しています
小学校時代からの付き合いの芹那を含めたこの3人が誰も知らなかったという事は
学校で知っているのは京太郎だけと思っていいでしょう
山田自身は秘密にする性格ではないと思うんですけどね
言いふらす性格でもないので、知らなくても不思議はないんですが
・楽しき関根家の人々。
ちょっと無神経なところもありましたが優しい両親なのは伝わりますね
ブログを書くという趣味はそれだけならお金がかからないので
趣味も倹約している印象を受けました
おにいちゃんは就職したらお金を入れるつもりですが
古代エジプトの研究をしている23歳の院生か・・・
稼げるようになるのはまだ何年も先のような
・あとがき
読み返してみても
「京たろッ」バンバンッ→「ちがうよ」
の流れをくそデカアホ女と呼んでほしかったで受け入れるのとても無理なんですが
山田ならあり得るかもしれないと思ってしまう説得力がすごい
postscrpt
要約すると・・・
「お互いを理解することが重要、相手を理解することが思いやりに繋がる」
ということを思い知らされたエピソードでした
(ただし13巻でそれが達成されたとは書いていない)
果たして京太郎は正しく山田の思いを理解することができたのでしょうか
それとも理解をし損ねたことが原因で次巻、更なる災いを招いてしまうのでしょうか
しかし山田はとっくに合鍵を渡さされているんですね
物語は、京太郎と山田の誤解が破綻寸前の域に届こうとしています
京太郎は、自分が勉強に集中することを山田は好ましく思っていないと思い込み、
受験への集中力を欠いてしまっている状態です
勉強を頑張るほど山田との距離が離れていくと感じているのであれば
そんな精神状態で有名進学校への合格など適うはずもないでしょう
しかもその誤解は京太郎だけでなくほとんどの読者にも伝播し、
山田の存在が京太郎の受験には足枷になっていると捉えられてしまっています
しかしなんということでしょう
のりお先生は逆転のカードをすでに伏せ終わっているのです
すべて桜井のりおの掌の上なのか
次巻に続く
(2026/1/17UP)