アメリカのテレビ番組で私が好きなものにRenovation Realities(レノベーションリアリティ)という番組があります。

ここアメリカでは、家を何度も改築したり、改装したりと、直しながら住むことがとても当たり前で、築100年という家はざらに存在します。




この番組はDIY Network(DIYネットワーク)という、DIY関係の番組を放送するチャンネルの人気番組の一つです。ウェブサイトはこちら


どんな内容かというと、番組内でDIYを行うのは、プロのコントラクター(建設業者)ではなく、それこそアマチュアやド素人の一般人で、彼ら・彼女らが自宅の改築や改装を行うのを放送しています。

その内容は、ハードウッドフロア(フローリング)を敷くことだったり、キッチンを完全にリモデルだったりと、色々。



もちろんプロではないですから、色々な困難や予期せぬ事態が起こり、計画通りに物事は進まないことばかり。

自宅の改築作業を自分でされたことがある方はわかると思いますが、途中で作業をやめられない、でも体はしんどい、子供の心配、明日の心配、時間との戦い、自分との戦い、技術との戦い、予算との戦い、など、困難なことはあげたらきりがありません。


計画を立てて、準備をしてから始めるのですが、それでも、

「あ、この材料が足りない」とか、

「え、この梁(英語でビーム)がこんなところにつながってるの?」とか、

「届いた棚が壊れてた」とか、

「預け先で子供が吐いた」とか、

「サイズが合わない」とか、

本当に色々起こるんですね。





たいていのDIYは夫婦やカップルで行われることが多いのですが、その夫婦関係や、個人の本性などが現れて、お互いを見つめ直し、深く理解しあうよいきっかけになっているところが面白い。

夫婦で作業しているのを見ると、夫婦間の二人の役割がよく見えてきます。

必ず一人がリーダーで、もう一人は従うほう。これは男女関わらず。

または、男性が作業に集中して終わらせたい一方で、女性は子供のことなどを現実的に心配しているなど、男女での違いも見えます。

一人がイライラして、もう一人はひょうひょうと作業をしている、とかね。


きっとこれって、DIYに関わらず、夫婦間でもこういう役割分担なんだろうな、と見ていて思います。





ってこれだけ聞くと、ただ他人のうちに首をつっこみたいだけに聞こえますが、私たち夫婦もこのような作業をしてきて、想定外のことを乗り越えた経験があるので、むしろ温かい目で「うんうん、辛いんだよね~」と同情してしまうことのほうが多いんです。

予期せぬ事態を一緒に乗り越え、自分が行き詰まった時にはパートナーの言葉に安らぐ。

そしてプロジェクトが完成した時は、一緒に何かを成し遂げた!という達成感を味わえるわけです。



DIYは夫婦の絆を強めるための、良い手段だな、と感じました。
今日は、内陸では30度になった夏日のサンディエゴ。

帰宅途中で、ソフトクリームをゲットすることにしました。

バニラとチョコのミックスソフトクリームを2つ買い、後部座席の子供たちに託しました。



「食べ方を教わらずにソフトクリームを食べるとどうなるのか?」



という、単なる私の好奇心のために、食べ方も説明せず。










結果:大変なことになりました。





ワッフルコーンを食べつつ、ソフトクリームに届くようにだんだん下がっていく、というのはやはり、人間の本能として備わっていないらしい。

子供たちは、飲むようにコーンをひっくり返しながら食べ、結果、溶けたソフトクリームは首からシャツへ。



写真がないのが残念!!

ってわけで、写真を撮るために、もう一度やってみよう、という懲りない母がここに。



服もカーシートも汚れましたが、子供たちの楽しそうな顔、プライスレス。




今日はここアメリカではバレンタインデーでした。

アメリカのバレンタインは、ご存知の通り、日本とは少し違います。

「女性が男性にチョコレートをあげる」ということは(たぶん)ほとんどなく、世の中の宣伝はほぼ、女性にギフトをあげる男性がターゲット。

つまりアクセサリーやら、チョコレートやら、花束やら。

女性にとっては、義理チョコを用意しなきゃならない日本とは天と地の差です。



今日お話ししたいのは、男女の間だけではないバレンタインデーについて。

昨年の夏からデイケアに行き始めたうちの子供たち。

なんと、アメリカのデイケアや学校では、バレンタインデーには「ギフトエクスチェンジ」(ギフト交換)があります。

とは言っても、ギフトは小さなキャンディ一つと小さなカード。ターゲットなどに行くと、30枚入りで3ドルなどで売っています。


我が家も今回は、小さなキャンディの箱に、息子と娘の名前を入れて、人数分持たせました。これくらいならカワイイもんだ。

そして、帰って来てみると、先生たちお手製の可愛い紙袋や箱に入った、たくさんのカードとキャンディたち。

中には、自分で名前を書いた子達もいて、「がんばったな~」と感心します。



でも私が注目したのは、このお手製の紙袋。

私はてっきり、子供たちに持たせたジップロックの袋に、もらったキャンディを入れて帰ってくると思っていたのですが、この先生お手製の袋は、熊のデザインがされていたり、バレンタイン用の先生からのメッセージが手書きで入っていたり、娘の顔写真が貼られていたりしました。

こういうことにきちんと時間をかけて、作る時は子供たち一人一人の顔を思い浮かべて(たぶん)作ってくれる先生達に、本当に感謝です。

親でさえ、親だからこそ、小さなことを見逃してスキップしてしまうこともあります。

だけど、子供にとってはすごく特別なことなんですよね。

2歳の娘は、この紙袋をベッドに持っていって一緒に寝るんだ!と主張していました。(その案はもちろん却下)



子育ては共同作業です。

デイケアにお金を払っているからではありません。

子供たちはこの社会の資産なんです。

自分の子供だから、他人の子供だから、ではなく、子供は私たち全員の未来。

ママが一人で子育てする必要はありません。

できないことはできる人がやればいい。助け合って育てればいい。




そんなことを、この10枚ちょっとのカードやキャンディ、手作りの箱と紙袋を見ながら感じた、バレンタインデーの夜でした。