以前、ここで辻君の『アカシア』を取り上げたことがあった。
どこかでずっと辻君を許せない自分がここ10年あまりあった。
とは言っても、知り合いでもなんでもないです・・(苦笑)
あくまで、sdch個人としての話。
確か、江国香織との『冷静と情熱の間』の前後、
彼が前の奥さんと離婚する前、ファン倶楽部のトークショーが下北沢の劇場であり、
チケットを知り合いから余っているけど興味ある?って譲ってもらった。
ああ、エコーズ以来の辻君だぁ・・ってぼーっと見ていた記憶。
しかし、それはすぐ裏切られ、
中山さんと結婚してフランスだかに住んでるとか。。。
お前もか!そんな思いしかなかった。
他のミュージシャンにもいたなwとか(苦笑)
でも、やっと自分もこの歳になって、
人間はそんな竹のようにスパッと割り切れる生き物ではないと、
受け入れられるようになってきたのかもしれない。
辻君はこれからを選んだ。正直な人。
それは、同時に裏切りを伴い、
人を、自分をも傷つける事になったと思うけども。。。。
久しぶりに真正面から今、この『刀』を読んでいる。
出だしが、もろに太宰治の死生観の匂いを感じる。
低温動物のようで、冷静に自らの恋愛観を観察している。
読み進めていくうちに、なんだか聞いた話だな・・と思っていたら、
昔読んだ彼の作品に出てくる、彼自身の事だった。
そう、だからこれは小説と言う形態の『独白』。
もちろん、その中に自分の今まで知らない辻君もいて、
でも、今なら受け入れる事が出来る。
良くも悪くも人間くさい人。
いつも、深夜ラジオでみんなの悩み相談にのり、励ましていた”兄貴”な彼。
でも、ここには、見えない物と常に闇の中で闘っている辻君が存在している。
ある時は、とてもスピリチュアル、ある時は残虐とドロドロした闇の部分を。
それもこれも、彼なのだなぁ。
愛おしい。
まだ、最後まで読んでないけど、読んでは閉じてを繰り返し・・進んでいこうと思う。
たたずまい。気迫。楽器の構え方。
エコーズのPVで一番好きなデビュー曲。UPされて嬉しいヨ。