皆さんこんにちは、Maryですニコニコ



長尾弘先生の浄心庵ホームページに掲載されていたコンテンツ



シリーズとして右矢印こちらのカテゴリーにアップしていますので、良かったらご覧ください音譜

文章については、掲載されていた文章をそのままコピペさせて頂きます。
長尾先生と有志の方に感謝いたします。

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~ 道 ~ 
 
 
 
平成十五年六月号
 
 
 
    天
心を開く
 
☆  「大宇宙体は意識の当体にして 意識の中心は心なり」
 この当体とは、人間で言えば身体です。そして支配しているのは心です。当体は見えない意識によって支配されています。大宇宙体は意識が物質化して現れたものです。私たちの心の現れがこの肉体ですから、大宇宙もそれを動かしている意識の現れが当体、大宇宙体です。
 私たちのこの肉体も、肉体がすべてだと思って生きてきましたが、そうではありません。この肉体はいつの日かこの世に置いて帰らなければならない一時の借り物です。どんなに偉い方でも、どんなに欲深い人でも、この肉体を自分のものにすることは出来ない無情なるものです。常にない存在がこの肉体です。本当に自分のものであるならば、「私は歳はとりたくない」と思えば、歳はとっていかないはずです。私の場合「早くこの白髪は消えなさい」と言えば消えなくてはいけないはずですが、これは年と共に避けることは出来ません。
 「心」こそ私たちを動かしてくれるエネルギー、根本ですね。目に見えない力です。宇宙として形が現れていますが、この宇宙を動かしているのは目に見えない働きによるのであり、しかもその意識の中心は「心」です。すべての行動の決定権は「心」です。肉体は心の決定によって動きます。私たちが何をするにもまず「心」が動き、そして心によって肉体が行動を起こしてきます。心の中で思いますと、良いことであれ
悪いことであれ、心が動くと言うことは、これは現実に、潜在的に行動に移っていることです。
 悪いことを思っても、これは見えない悪い行動です。実際に肉体が動けば見える行動になります。
 陽と陰です。思うことぐらいなら人に迷惑かけるわけでもなし、人に分かるわけでもなし、何を思っても構わないはずだと思うのですが、これが怖ろしいのです。
 思った時、それはすでにもう心の中で潜在的に行ったことになります。
ですから高橋信次先生は「思いを、想念を正しなさい」と説かれました。
 「心は慈悲と愛の塊にして 当体・意識は不二なることを悟るべし」
 自然界の太陽の姿一つを見せてもらいましても、太陽はまさに慈悲と愛の塊です。しかも肉体と私たちの目に見ることの出来ない心、また大宇宙と大宇宙を動かしている目に見えないエネルギー、これは不二一体、つまり二つであって一つです。当体と意識は一つであることを知りなさいとは、私たちの肉体も心があってこそ肉体が動くのであり、大宇宙体もそれと同じように大意識によって動いていると言うことが説かれています。この大宇宙を動かしているのは、目に見えない大意識です。
 
 「この大意識こそ大宇宙大神霊・仏なるべし」
 私たちは禅定の時、「今日一日、自分の心はどうであったか」と、振り返りますが、その第一の項目として「この大宇宙を支配し、この地上界の万世万物をはぐくむ大自然の力、この力を誠の神と申し上げております。このまことの神に心から感謝することができたか、心の底から大宇宙大神霊に感謝できたか」と、まずこのことを振り返っています。これが神の子の目覚めの第一歩だと思います。
 
 「神仏なるがゆえに 当体は大神体なり」
大神体であり、大神霊であり、また神仏である故に、意識そのものが神仏であれば、現れた当体、つまり物質化した大宇宙の姿そのものも巨大なエネルギーが動かしているのであり、このエネルギーこそが神です。この小さい私たちを見ましても、現れた当体、つまり肉体は神の神殿です。肉体こそ、人の手を持って造ることの出来ない神が、自然が造り給うた神殿です。
私たちの肉体こそ「神の宮」です。
 この巨大な大宇宙そのものは大神体です。
 「神様にお詣りするにはどこそこへ行かなければいけない」とか、「神様の便所を掃除したらうまいこといくのや」とか言いますが、この地球そのものが神のご神体です。それなのに定められた場所へ行かなくては神様はおられないということなどあるはずがありません。どこへ行きましても神の慈愛は満ち満ちております。たとへトイレの中であっても、生まれたままの姿でいるお風呂のなかであっても、神の慈愛は満たされています。ですから、ある特定の場所にしか神様はおられないというのは間違っておりますね。
 正法を学び、正法の大神殿を説きながら、信者さんには正神殿と称するものを、高額な金で頒けている方がありますが、これはおかしなことです。
 地球がご神体であり、しかも神殿です。ドッジボールほどの大きさの地球儀を持ってきて下さい。おそらく日本は小指の大きさもないはずです。このドッジボールが神のご神体としましたら、日本という小指にも足りない国の、しかも何県の何市という場所はもう針の先で突くようなものです。そんなところだけに神様がおられるはずがありません。地球はすべて神様の慈愛に満たされております。私の周りも神の慈愛に満ち満ちております。神を理解させてもらい、私たちの心の中にも同じ神様の意識がいて下さることを自覚し、強い信念を持ってそれを信じたらいいのです。その時、神の力が現れます。
何十年も苦しんでおられた方が、わずか二、三分で救われる場合がたくさんあります。病気の種類にもよりますけれど、ただ「治りなさい」と言えば、治って下さいます。
 それには神を自ら自覚させて頂くことです。そのためには神様の存在、神の御心をよく知ることですね。我が内にもその神様とまったく同じ神の分け御霊が宿り給うことを知ることです。その時、神様は私たちを通してその御業を現し給います。さもないと、そういうことが起きるはずがありません。
 
 「この現象界における太陽系は 大宇宙体の小さな諸器官のひとつにすぎず」
 私たちが住まわせてもらう太陽系をこの様に書いて頂いていますが、実態を言いますともっと小さいのです。人間の肉体を見ますと、各器官がありますね。心臓があり、胃があり、肝臓があり、胆嚢があります。或いは大腸、小腸があり、それらはすべて細胞に包まれています。大宇宙から見ますと、細胞よりもっと小さいミクロの世界、原子の世界がこの太陽系の存在に当たります。それぐらいの計算になりますから、諸器官は島宇宙に相当します。
銀河系宇宙が細胞で、太陽系は原子の世界です。太陽を中心として九つの惑星がありますが、これは原子核である太陽の周りを回っているマイナス電子の存在ですね。これぐらいの大きさになります。
 
 「地球は 小さな細胞体なることを知るべし」
地球は小さなマイナス因子ぐらいで、原子よりもっと小さい存在です。
 「当体の細胞なるがゆえに 細胞に意識あり」
地球は宇宙の中の一部ですから、その一部にも大宇宙と同じ力が働いています。そして、私たち自身もこの大宇宙を支配している巨大なエネルギーと全く変わらない同質同根のものを、この一人ひとりの生命に頂いているわけです。自ら神の子であることに目覚めること、そして神の子として恥ずかしくないように、神様のご意志をまず理解することができたら、この肉体を持って実践することです。
 私たちよりなお恵まれていない不幸な方のために、何らかのご奉仕をさせてもらうこと、愛の手をさしのべることが神の望まれる御心です。すべてが神のいとし子あること、そのいとし子が苦しんでおれば、神が嘆かれます。その苦しんでいる人を救ったとき、神が喜ばれます。私たちは救われる為に集まっているのではありません。救う為に集まっているのですから、一人でも苦しむ方を助けていきたいと思います。皆さんがその救いの手となっていただけますように、そのための学びの会だと思います。
 
 本当の神のご意志を理解するために、まず太陽を見なさい。そして太陽の心を我が心に頂きなさい。それから太陽の如く生きなさい。自分が太陽の存在となって、太陽が現して下さる姿を、自分がこの肉体を持って、人々に現していく時、自ら神の子の自覚に目覚めることが出来ますね。どうぞ神の子として生きる為に、何回も高橋信次先生のご著書やご講演のテープを聞いて頂いて、良かったら私(長尾弘)の、本やテープも聞いて下さい。
 そして、私もその通りにしたらいいのだと、周りの友達に対して実践していくことです。間違いなしに人は皆神のいとし子ですから、不幸な恵まれない方、苦しんでいる方もすべて神のいとし子です。
 神は愛ゆえ自ら姿を滅せられました。自らの御手をもってお救いになることはありません。そうであれば、神の子の私たちが、キリスト教で言いますように、神の子の兄弟姉妹の方々に愛を注ぐことが大事だと思います。そのように生きていきたいと思います。
長尾先生著「心行の解説」講演集上より
                      


引用元 http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Tachibana/1180/(閉鎖されています)



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