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オバマ大統領のパンプキンも登場(写真:産経新聞)
【NYオヤジ流レシピ】
■ロースト地鶏胸肉とカボチャのメープルシロップ煮
10月になるとニューヨーク(に限らず全米いたるところ)の街角は、大きなオレンジ色のカボチャ(パンプキン)とともに、魔女、おばけ、ガイコツ、クモの巣などなど、なにやらおどろおどろしい飾り付けでいっぱいになる。ご存じ、ハロウィンの季節がやってきた。
ちょうど季節は食欲の秋、実りの秋。何となくおいしいものを食べにゆきたくなる季節でもある。
ハロウィンの起源をたどってみると、ヨーロッパに分布するケルト人の伝統民族行事の一つだそうだ。諸聖人の日(万聖節)の前夜、10月31日の夜に、死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女がやってきたりすると信じられていたらしい。その霊から身を守るために仮面を装い、魔よけのかがり火をたいて身を守ったというわけだ。
パンプキンをくりぬいてあんどんのようにし、中でキャンドルともした「ジャックオランタン」は、ハロウィーンのトレードマークである。なんだか日本のお盆の迎え火、送り火に似ているが、それもやはり、霊がやってくる時期にちなむという共通点からくるものだろうか。
子供たちが魔女やおばけのコスチュームを着て「トリック・オア・トリート(お菓子くれないといたずらするぞ)」といいながら近所を回る習慣は、もうずいぶん日本でもおなじみになった。ニューヨークでは、大人たちがウエストビレッジで例年盛大な仮装パレードを行い、これも秋の風物詩にもなっている。
米国は今後、感謝祭を経てクリスマスまで、本格的なホリデーシーズンが到来する。わがホテル、そして街中のレストランも、気合を入れて特別メニューを考案する時期である。今回は、ジューシーに焼き上げた地鶏と、オーブンで焼いた(ベークした)カボチャをメープルシロップ風味でアレンジしてみた。クリーミーでやさしい味のパンプキンスープとともに、新鮮な秋の食材を堪能してください。(加藤孝良)
*ロースト地鶏胸肉とカボチャのメープルシロップ煮
(材料4人分)
・地鶏胸肉 大きめ4枚(塩味をつける)
・カボチャ 1個(半分皮をむいてさいころ切り)
・バター 大さじ6-7
・メープルシロップ 大さじ4
・シナモンパウダー、塩、コショウ、ハーブ 適量
・飾り用にサラダ菜、プチトマト 少々
(作り方)
※オーブンを190度にセットしておく
(1)フライパンを中火に熱し、バター少量を入れて地鶏の皮の部分から焼き始める。色が付いたら裏返した後、フライパンから取り出し、表面にバターを塗ってオーブンに移し20分。皮の部分がカリカリになるまで焼き上げる。
(2)シートパンにバターを塗り、カボチャに塩を振ってからオーブンにて30分。フライパンに入れかえ、メープルシロップ、シナモンパウダーをからませて仕上げる。
(3)お皿にカボチャを盛り、スライスした地鶏をのせて出し汁、シロップを上からたらす。新鮮なサラダ菜を添えて召し上がれ。
*パンプキンクリームスープ
(材料4人分)
・カボチャ 1個500グラム(皮をむいてさいころ切り)
・玉ねぎ、セロリ 各大さじ4〔細かくみじん切り〕
・ニンジン、またはサツマ芋 1カップ(皮をむく)
・チキンストック、または水 4カップ(必要であれば適宜増量)
・バター 40グラム
・ニンニク 2かけ
・生クリーム 1/4カップ
・ブラウンシュガー 大さじ1
・塩、コショウ、シナモンパウダー、ハーブ 適量
・フォーミング(泡立て)ミルク(トッピング用) 半カップ
(作り方)
(1)大き目の鍋にバターを少量溶かし、カボチャ、野菜類全部を軽くいためる。しなやかになったらチキンストックを加え、軽く味を整えて30分くらい煮込む
(2)野菜が柔らかくなったらミキサーかブレンダーにかけ、ピューレ状にして別の鍋に移す。もう一度火に掛けて沸騰させ、生クリームとシナモンを加えてしっかり濃度、味を整え仕上げる。最後にスープ皿に入れて泡立てたミルクを添える
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