2年前に書いた記事です
長いこと、入退院を繰り返し、身体がだるく、働けない
人としてダメなんじゃないか
ずっとそう思って生きていました
そんなわたしが、どうして元気になれたのかなって振り返ってみると
ある意味、しつこく「治る」ことを諦めなかったことかなと
「治る」と言っても、ちょっと違った捉え方に変えたことで
好転して行ったのです
病気の中で苦しみを感じたり
今の状況を周りに人に理解してもらえないと孤独を感じていたら、、、
何かヒントになっていただけたら嬉しいです
「治りませんよ」「一生お付き合いする病気です」
と医師から宣告されてから20年近く
ずっとそういうものなのか、、、
わたしはずっと病人なのか、、、
SLE(全身性エリテマトーデス)って大変な病気だよね、、、
そう意識して生きてきました
だって、病気を診るプロのお医者さんにそう言われてしまったら
誰でもそうなっちゃいますよね
だから、病気になったばかりの頃は
「治ろう」とすら思わなかった
でもね
なんども再発 → 悪化 → 寛解 を繰り返し
せっかく働き出したのにまた入院
入院してはせっかく減ったプレドニンがまた増加
落ち込む
副作用のムーンフェイス、体重増加
を繰り返していると、、、
もう、この状態、なんとかならんのかーーーーい
と、本当に自分が嫌になって。。。
こうなってしまった自分を責めて
状態を理解してくれない親を恨んだり
楽しそうに暮らしている友人を妬んでみたり
最悪でした
うまくいかないことを繰り返して
嫌な自分と向き合い続けていると
人って、飽きてくるみたい
その飽きが来るまでけっこう時間かかっちゃったけど
あるとき、違った思いが浮かんできたのです
いい加減
もう、治らなくてもいいから
せめて、「普通」に「いい状態」で日々を過ごしたい
という思い
そして、たどり着いたのが
わたしにとっての「治る」 = 「いい状態」で生きる
それが、この記事のはじめに書いた
『「治る」と言っても、ちょっと違った捉え方』
治らないっていうなら
「治る」は、潔く諦めちゃう=手放す、捨てる
その代わりと言っちゃなんだけど
いい状態 = 安定した状態で元気に生きさせて
そういう思いに変わって行ったのです
自分に対して
病気に対して
開き直ってやったのです
自分が幸せを感じて生きようと決めたのです
それが、わたしにとっての「治る」定義=いい状態で生きること、でした
わたしがこの人生を楽しんで生きること
自分らしく生きること
それを諦めたくなかったから
それまであった、早く良くなって、普通に働きたい
遅れを取り戻して、みんなと同じようにならなければという思い込みをやめ
でも、同じには今はなれない
だったら、今、わたしができる、心地よく過ごせることをしていこうと
自分の現状を受け入れたことで
新たな病気に対する姿勢=わたしにとっての「治る」定義に
繋がったと思います
それからは
一気にいい状態に、とはならなかったけど
この状態になるまでに、なかなかのいい時間がかかってしまったけど
ちょっとずつ、ほんのすこしでいいから
今の状態でいいところを見たり
嫌な状況でも違った見方をしていると
ちょっとずつだけど
変化が出てくる
その変化は
例えば、わたしにキセキをもたらしてくれた人との出会いのような
ご縁が繋がったり
あっ!この治療やってみようかなとひらめいたり
そんな風に思いついたいろんなことをやったり
情報を下さった方のお話に乗ってみたり
ご縁を大切にして
自分の「治る」を諦めないでいたら
気づいたら「今ここ」にたどり着いていた
という感じです
そのときは、もちろんわからなかったけど
それらはすべて「今」に繋がっていた
そう思います
今を生きて
今、この瞬間を大切に生きられたらきっと幸せ
ツイッター始めました!
Mitsue@mitsue_sdわたしにとっての「治る」=「いい状態」で生きる 自分に対して 病気に対して 開き直って 自分が幸せを感じて生きようと決めた! それが、わたしにとっての「治る」定義=いい状態で生きること。 https://t.co/1kPSRFf6lL #がんは友だち #SLE #癌
2017年03月31日 12:18