がんとさよならした日
 
ちょうど1年前の今日
 
2016年3月23日
 
わたしが生まれ変わった記念日としました

第二の誕生日ですラブラブ
 
 
 

この日を境に

目に見えるがんからの不安とおさらばして

どんどん心も身体も軽くなっていきキラキラ

ほんとうの自分を生き始めたスタートの日だったなと

振り返って思うから
 
 
 

 

今まで頭ではわかっていてもできなかったことが
できるようになれた

 

どんな出来事が起きても

生きることを楽に楽しむことができるようになれた

 

 

そのすべが

 

がんになって気づいた5つのこと

 
 
1「なんとかできないことをなんとかしようとしない」


つまり、自分ではコントロールできないことは
さっさと、いさぎよく諦める
 
人生、そんなことばっかりですよ、考えてみたら
それなのに気づかぬうちにコントロールしようとしている
「気づかぬうち」っていうのがやっかいなんです
 
人の思いや、結果、結局そういうものをなんとか
自分の思い通りにできないかと「頑張っている」ということがあります
 


 
2「起きた出来事はコントロールできないものか否かに気づくこと」
 

がんになる、病気になる、ましてやそれが治る、治らないなんて
結果は自分でコントールできることではない
(やれることはやる、治ることを望むこと、
病気にならないように気をつけることなどは自由)
 
頑張りや努力だけではどうにもならないこともある
むしろ、頑張りや努力をしない方がうまくいくことがある
 
 
それが
3「流れに乗る」ということ
 

なんとするのをやめると、不思議と自然な流れがやってくる、見えてくるものです
それに乗った方がことがスムーズに進む
わたしが告知ご1ヶ月で手術まで進めたことなんかはそういうことかなと
思います

 
4「イヤなことに浸り続けない」
 

ずっとイヤなこと、イヤな状況に
自分を置かない

 
5「今あるものに幸せを感じられること」


 この想いだけは、いつまでも薄れたくない
今日の記念日を機に、改めてそう思いました
 
それが幸せのベースだからキラキラ
 
 
 
手術当日は、朝起きて
身支度整えて
8時前に病室を出発
歩いて手術室へ
 
 
手術室へ入ると手術台がばっちりセットされていて
「はい、自分で上がって!」
と言われ
自分でよっこらしょ、と上がって横になる、という。。。
 
 
先生の趣味なのか、、、
小田和正さんの音楽が流れていたのをしっかり覚えてます(笑)
それも、わたしが寝てから音楽かけて
先生お気にりを聴きながらノリノリで手術するもんじゃないのー?
ってツッコミたかった。。。
 
 
手術は3度目でしたが
歩いて手術台まで行って自ら全て行うのは初めて!!
 
 
めちゃめちゃ怖かったえーん
 
 
でも、もうやるっきゃないアセアセ
手術台に寝っ転がって
早く麻酔で寝かせてくれーーーーー
その一心でしたタラー
 
 

 

腹腔鏡での5時間の手術で

4cm大の腫瘍を含む腸を30cmくらいと

リンパ節を大きく切り取りました

 

 
麻酔が覚めてからは
起きた途端、吐き気がひどく
この副作用は術後もしばらく続きました
 
 
一晩、ICUだったのですが
重症患者さんが多いところなので
夜中ずっと、ピンポン鳴り響き
自分の点滴とかいろんなものがいろんな音出して
 
そんな中、看護師さんが本当に素晴らしくお優しくて
痛みで眠れないだろうからと
ラジオを持ってきてくれてくださったおかげで
長い長い夜を乗り越え
朝が来るのを待てた
 
ほんとーにありがたかったですラブラブ
 
 
朝が来ると、もう立ち上がる練習
痛いのなんのっ

そんなのおかまいなしでした(笑)
 

そして、一般病棟へ 
 

 

あの痛みの記憶も薄れ

たった1年前のことなのに

ずーっと昔のことのように思うキラキラ

 

 

でも

 

「今あるものに幸せを感じられること」

この想いだけは、いつまでも薄れさせない