「がん」
この言葉が人に与えるダメージはものすごい
 
 
「死」
言葉のイメージがそこへ直結するからですかね
 
 
わたしは、1年前、2016年2月24日
 
「がんです」
 
と告知されました
 
 
それからしばらくの間、眠れなかった
 
怖くて。
怖くて。。。
 
夜は特に怖くて。。。
 
 
目をつぶると広がる暗闇が自分にだけに襲ってくる感じが孤独を一層強め
その孤独が死の恐怖へ向かわす
 
 
起きていないと自分が消えてしまいそうで
目をつぶっては、怖くて起き上がって、部屋を飛び出し
家の中をうろうろして、心を落ち着かせていました
 
 
そんな、眠れないほど怖かった「がん」が、今は「友だち」です
 
 
「がん」が恐怖・死の対象から「友だち」という大切な存在へ
変わっていきました
 
 
 
告知から1年
がんと生きてきた1年で
 
 
今までとは違った世界を見ることができた
今までと同じ世界に生きているのに、、、
 
 
今あるものが愛おしく、幸せに思える
今まであったものと変わらない同じものなのに、、、
 
 
今の自分は大切で好きと思える
今まであんなに自分を嫌だと思っていたのに、、、
 
 
 
そう思える、感じられるようになれたのは
「がん」になったから
 
 
わたしを
恐怖へ突き落としたちょうほんにんであるのに
恐怖から新しく生きる道へ救ってくれたのも「がん」
 
 
そう思うと、、、
結構いい役してますよね?
眠れないほど苦しめたやつだったのに。。。
 
彼らの思いを知れば知るほど
大切な存在になっていきました
 
 
いがみ合っていたのに腹わって話したら意外といいやつで
気が合って、親友になってたみたいな感じ?(笑)
 
 
だから、「がんは友だち」
 
 
わたしに怖い思いをさせた友だち(がん)には
そうする理由があった。。。
 
 
それは
 
 
わたしを好き、だから
わたしを大切に思っている、から
わたしに気づいて欲しい、から
 
 
友だちからの全力のメッセージ
 
 
それが、がんです



がんになっても大丈夫
がんになってしまっても後悔しないで
それをきっかけに人生を楽に生きられる
また
がんにならない生き方のヒントとなるようなメッセージを
発信していきます!
 
 
 
がんと生きた一年を節目に
今日からブログのタイトルが変わりました!
 
ペンネームのlumiere(ルミエール)から光重(Mitsue)へ
 
フランスが好きなので
光重の「光」が、フランス語の「lumiere」が「光」などという意味がある
という理由からつけたものでした
それも気に入っていますが
自分の名前も好きなので今回を機に変えることにしました
 
 
今後ともよろしくお願いします