深海 | 星空の詩

深海

ずっとここにいた

周りの変化を知らず

身を守るための殻

ただ深く深く

潜り込んだ

たまに耳をすます

聞き覚えのある声

あなたの声だった

見たい

触れたい

あたしはここだよ

叫んだけど

深海から叫んでも

気付かれず

あなたの声は遠ざかった

深海は傷付かない

気付かれない

一人だった

たまに深海までくる好奇心な人は

殻を開けてくれた

あぁ上の世界ってこうなんだぁ

思い出せた

でもやっぱり悲しくなると深海に逃げた

ここにいれば傷つかない

そんな繰り返し

きっといつか

自分で殻をあけて

見付けてみよう