誤解を恐れずに書けば、タクシー強盗は「割に合わない」犯罪です。
(決して、他の強盗が「割に合う」と言う意味ではありません)
犯罪を犯すことで負うリスクに対する「実入り」はわずかでしかありません。
そのことをもっと積極的にアピールするのが犯罪抑止になってくれる事を願うのみです。

東京23区内のタクシー事情しかわかりませんが…
タクシー車内にある現金って、多くても7万円程度。
運転手を殺してまで奪う金額にしては少なすぎると思うのです。

また、単純にタクシー強盗をしようとした場合でも…
安全上の問題からあまり詳しくは書けないけど、例えばGPSナビが搭載されている車では、走行軌跡を無線室で管理しています、そしてドライバーサイドから無線室にSOS信号を送ることは可能になってます。
だから、SOS信号が送られた車両が何処にいるのか?直ぐに無線室では把握できる仕組みになっています。
また、社外にSOSの緊急ランプを点滅させることも可能だし…
最近は、車内カメラ搭載車両も増えてきたし…

確かに密室で危ないイメージと襲いやすいイメージはあるのかもしれませんが、意外と防犯体制はしっかりしていたりします。
そして、何度も書くように犯罪のリスクの割りには実入りは少ないと思うのです。

しかし…
そう書きつつも、今年の後半から乗り逃げ被害が増えています…
弱者が弱者を苛めてどうするだ!と思いつつも、世知辛い世の中ですねぇ

最後になりましたが、タクシー強盗で亡くなられたドライバーさんのご冥福をお祈りいたします…


追伸

様々な方面でタクシーの防犯に関する議論が巻き起こるのはとても歓迎すべきことだと思います。

もちろん、様々なハード面の充実も必要でしょう。

ただ、わずかな金額を奪う犯行自体が割に合うものではないというイメージ付けが必要なように思えてなりません。

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