おはようございます。
２４日２５日と２日間久慈市で住宅完成見学会を開催していました。
雪の中、多くの方にご来場いただき本当にありがとうございました。
おかげさまで図面作成・現地調査・リフォームの御依頼を沢山いただきました。
そこで私なりに考えるリフォームの話。
エスディホームの始まりはリフォームメインの会社
外壁の張替え・キッチンなど水回りの改修などをメインにやってました。
その様な部分的改修などは依頼されれば快く工事出来ましたが、問題なのは大規模改修。基礎と柱を残すパターンです。私が思うには一番肝心な基礎・柱をそのまま残して断熱改修などをする工事が一番嫌でした。
なぜ一番大事な部分を古いまま使って良いのか理解できませんでした。
筋違を足せば家の耐震性はよくなる？
筋違を足しても筋違の力を受ける基礎と柱はそれに耐えられる構造でしょうか？
断熱材を室内側から入れれば暖かくなる？
室外側の透湿層・防水層は大丈夫ですか？
この様なあいまいな状態で新築と大差ない費用をかけるリフォーム、みなさんいかがですか？
リフォームを全否定するわけではありません。
思い出のある家を残したい。などいろいろあると思いますが、新築同様の性能を求めるのは難しいので割り切って依頼して頂ければよいのですが、依頼されるお客様は新築同様の費用を払っているのでそのような考えは難しいと思います。
さらにリフォームは開けてみないとわからない部分（構造体の腐食など）がたくさんあり資金計画もざっくりしたものになるので余裕を持った計画が大事です。
色々書きましたがリフォームは慎重に、計画に余裕を持って。