GORO だ。




定規とは興味深いものだ。




あてがうだけで、その物体の長さを定義づけることができてしまう。




たとえば、手元にある消しゴムに定規をあてがったとしよう、




7センチをさしたらそれは7センチなのだ。




そうしていくと、次に浮かび上がる疑問がある。












7センチとはなんだ?




みんなの周りにある7センチらしきものを手にとるなり、イメージするなりしてほしい。





それはいったいどの距離からみたら7センチなのだ?
 



100メートル先からみたら、米つぶにもみたないだろう。




はたまた、今にも目の中に入ってしまいそうな距離からみたら、全体が見えないくらい大きく見える。  
 



7センチとはなんだ?




実にあやふやな定義ではないか?
 



都心にあるおっきなビルも、



スカイツリーも、



東京タワーも、




全部全部、





離れてみれば、7センチほどの大きさに見ることもできるはずだ。



だめだ、どうかしてしまいそうだ。。。



この世界に7センチなど、存在するのか?




散々思考をめぐらせた。





答えは、








    






でない。




だが、一つ言えること、それは、



人間は不明確なものに定義を与えていかなければ、生きていけない生き物なのだ。






つまり、定規とは人なのである。







俺たちはなにかを定義づけないとやっていけない生き物なのだ。








さて、次はなんのサイズを測ろうか。










大きな大きなクリスマスツリー。

しかし、写真をとるのが下手なためぼけてしまった。